長野県あるある大事典!長野県民は気づかなかった他県からは?と思われる25選

長野県あるある

先日東京の友達と昔話をしていると、あることに気づきました!主に私の家で宿泊した時の思い出です。その中の気づきで長野県の「あるある」を指摘されました。ということで、長野県あるある事情をまとめてみました。この記事を読むことで、長野県での旅行を10倍に楽しむことが出来、移住するなら絶対知っていてほしいことをわずかな時間で知ることができます。

かなり笑えることもありますので、楽しんでお読みください。県民の思い込み!!が楽しいですよ!2023年12月現在およそ25件ほど記述してあります。随時更新いたしますので、お楽しみに!また長野県民の方、もしほかにも「長野県あるある」がありましたら是非ご連絡ください。おまちしております。

目次

車や交通事情について

長野県は道路の見通しが良いことが理由なのか、他県に比べて横断歩道での停止率が非常に高いです。歩行者優先という意識が高いのでしょうか。長野県での生活では横断歩道で停止することを忘れると、大変なことになりますのでご注意ください。

信号機のない横断歩道では歩行者がいるとき必ず止まる

「信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況」2023年JAF調査によると長野県は84.4%でした。全国平均45.1%です。特に駅前の信号機のない横断歩道では、注意していないと捕まります。長野県民は信号機のない横断歩道での停止はほぼ当たり前なので車での旅行時は十分注意しましょう!
小学生、中学生の交通安全教室では、徹底して止まってくれた車に対して、道路の渡り終わったとこで、運転手に対して「一礼」をするように教育されます。

夜、山道に車を走らせると動物が高い頻度で出現

暗くなった道路は注意しましょう。山道では「鹿」がいきなり道路を横断します。かなり大きいので車にかなりのダメージを受けてしまいます。空いているから大丈夫と考えスピードを出しすぎると鹿と衝突するので注意が必要です。また、比較的交通量が多い国道でも、「たぬき」「きつね」が横断することもかなりあります。近年ではクマも出没します。
猿は昼間でも道路に出現しますが、絶対に餌を与えないようにしてくださいね!

松本走り

無理な「右折」をすることです。松本で行われている運転マナーを指すわけではなく、下記の運転を一般的に長野県では「松本走り」と呼びます。
〇対向車線の直進車が来ていても関係なく右折
〇左折車が来ていてもちょっとした隙をみて右折する
〇信号が赤になっても前の車に続き右折する
〇信号が青になっていないのに発進し右折する
取り締まりやテレビの放送で注意しているので、近年ではかなり減りましたが、注意が必要です。

スタッドレスタイヤ

長野県で生活するには必須アイテムのスタッドレスタイヤ。ほぼ12月初旬には装着していないと路面凍結によりスリップ事故を起こします。タイヤを2種類所持しなければならないので、経済的負担が大きいです。
都会の方が、スキーにきて、「何でチェーンしてないのに雪道登れるの?」とたずねられることがあります。その秘密がスタッドレスタイヤなのです。

長野県民の不思議?食べ物

長野県の料理やお土産として有名なものに、「そば」「おやき」「野沢菜」「わさび」「五平餅」「みすず飴」「山賊焼き」「ソースカツどん」「七味唐辛子」などがありますが、他県からみると「まじですか!」という食べ物が存在します。すべて保存がきく食べ物ですのでお土産にどうぞ!

長野県の郷土料理として今も存在し皆が食べてると思っている

ざざむし

川の浅瀬で石をひっくり返すとこいつがいます。ある程度きれいな川でないと捕獲できません。「トビケラの幼虫」高級珍味とされている伊那市では、つくだ煮に調理したものが名物郷土料理となっています。ほかに、油で素揚げにし、塩を振るなどして食べることもあります。筆者は川釣りの餌につかいましたけど・・・ウグイ釣りにはもってこいの餌です。

蜂の子

筆者も子供のころ食べたことがあります。油でいためたものをおやつ替わりに・・・。滋養強壮にいいとか言われています。また専門で蜂の子料理を出しているお店も存在します。
有名な場所は→こちら(蜂天国サイトへ)
蜂の子ごはんは、ある意味凄いです。成虫の蜂も、なりかけの蜂も混ざっています。口の中が痛い場合もあります。

鯉料理

「鯉のうま煮」は甘めの煮汁で炊いた、佐久地域では馴染みのある料理です。鯉のあらいはいわゆる鯉の刺身料理です。佐久地方は昔田んぼがたくさんあり、田んぼの中で鯉を飼うことが通常でした。鯉の甘露煮も有名です。

イナゴ

つくだ煮です。バッタを食べているようなものですが、稲刈りが終わるころ収穫(捕獲)します。昔は、みんなが食べると思っていました。完全なる昆虫食。長野県全域に知られています。イナゴの足がのどに刺さることがあるので注意!家庭によっては、足を取る加工をします。

長野県民の不思議な風習・考えなど

長野県では、他県では考えられない風習がいくつかあると思います。筆者がこれは?と思ったものを順不同で記述してみました。今回は方言については語っておりません。方言について知りたい方は→こちらの記事をお読みください。

結婚式や宴会の締めに「万歳三唱」

結婚式や宴会の締めに必ず万歳三唱をします。結婚式では新郎新婦が万歳三唱の間深く礼をし、周りは万歳を3回します。最近では、1本締めが流行ってきておりますが、まだまだ根強い風習です。

県民のほとんどは「信濃の国」を歌える

小学校のころ音楽の授業で歌うからなのでしょうか?しかしなんと筆者はあまり歌えません(笑)
♪信濃のくには、十州に~境連ぬる国にして 聲ゆる山はいや高く 流るる川はいや遠し

田んぼでスケート

筆者は当たり前だと思っていましたが、小学校によって違うみたいです。小学校の周りに田んぼがあると、水を引き、凍らせそのうえを滑る。体育の授業で冬季はスケート。スケートシューズも自前で購入しました。よって筆者が東京でスケートで遊んだ時指導者になれました。ただし副作用があります。「スキー」はできません。長野県といえば、「スキー」だと他県には思われていますが、実は地区により体育の授業がことなるからでしょうか?できない人が多いです。長野県北部出身の方は山が近いのでスキーは得意です。よく考えると・・・長野県内からどこでも、車1時間以内でスキー場へアクセス可能です(笑)

図書袋(小学校)

なぜか?家庭で自作します。学校の本を大切に扱おうとする風習からですかね。ちなみに小学校4年生ぐらいになると家庭科の授業で図書袋をつくる授業がありました。もちろん男子も作ります。

小学校の遠足は登山

5月ごろ行われる遠足ですが、小学校で決めた山に登ります。学年ごと何合目までと目標があります。もちろん、5年生や6年生は頂上がゴールとなります。「おやつは100円以内。バナナやみかん、リンゴはおやつに含めない。」というのは長野県だけでしょうか?

高校に制服がない

全国放送のテレビでも取り上げられました。制服がない高校は約半数。青春の写真を制服で撮れないというのが、現在の高校生の悩みらしいです。筆者の通っていた高校も私服でした。ただし私服の高校で、学生服を着ていると「不良」というレッテルがはられてしまうこともありますのでご注意を!

長野県の北と南は別の国

長野県のそれぞれの地域で風習や方言が違うので、知らないことがあると、「それって北の方じゃない!」とよく言います。長野県は本当に広いです。地方特有の方言も沢山あり長野県民でもびっくりしてしまいます。

お隣群馬県に軽井沢を名乗ってほしくない

長野県民にとって「軽井沢」は誇り。群馬県に隣接しているとのことで、近年「北軽井沢」として土地を売り出したり、商業施設をつくったりとしています。長野県民は快く思っていないのが大半です。

青森のりんごは食さない

さすがに、長野県に青森のリンゴは売っていません。また、長野県では沢山の品種があるのでリンゴを「品種名」で呼びます。
例として、「シナノドルチェ」「秋映」「シナノスイート」「シナノゴールド」「サンふじ」などがあります。それぞれ色や香り甘さが異なります。多少出荷時期が異なります。なお、鮮度がなくなって食感がシャキシャキしないリンゴのことを「ボケりんご」とか「このりんごボケてる!」といいます。

信濃毎日新聞は県民のブランド

略して信毎。企業のPRは絶対ここです!「信毎」の~欄に掲載されました!が長野県でもっともPRネタとして取り上げることができます。ほぼ県民新聞みたいなものです。信毎に乗ることが「ブランド」です!またお悔やみ欄というものがあり、誰がお亡くなりになったかもわかります。読まないとやばい新聞です。

長野県民手帳がある

長野県の本屋さんには必ず置いてあります。レジ横です。最近ではコンビニでも売っているお店があります。筆者は中身を見たことありませんが、イベントはすべて記載されているみたいです。ご年配の方の必須のアイテムです。550円(税込)です。

必ず八十二銀行口座をもっている

会社に勤めるならば、ここの口座がないと不便です。ほとんどの会社が振り込み先となっています。移住するなら絶対口座は作るべきです。東京だとこの銀行はありません!

唐辛子は七味唐辛子:「八幡屋礒五郎」

他県では一味唐辛子というものが存在するらしいのですが、長野県では「七味唐辛子」が当たり前です。メーカーは絶対「八幡屋礒五郎」。1択です。父おや曰く「他のものはコクがない!」長野県から出たことのない人は一味唐辛子の存在をしらない方が多いです。

冬に池が凍るのは当たり前、0度はまだ寒くない

都会では、池に氷が張りました!でニュースになりますが、長野ではいちいち言ってられません。取り上げられるとしたら「諏訪の御神渡り」の状況です。また最低気温0度といわれても、今日はあんまり寒くないというイメージが県民全員の意識です。

ごちそうといえば・・・「刺身」

海がないので、結果、ごちそうは「刺身」になるのでしょうね!親戚が集まるときは絶対食卓に上がります。お客さんがお見えになったときも「刺身」です。もちろん結婚式にもでます。そして新鮮なお刺身を食べたいと思ったら、新潟、富山方面へ出かけます。

野沢菜の漬物がかならずでてくる

訪問すると必ず出てきます。特に年配の方のお宅では、それぞれの工夫を凝らした「野沢菜」がお茶と一緒に出てきます。お宅ごとに若干味が違います。その家のおばあちゃんの味です。

そばは絶対「長野県」

長野県民のほとんどは、「そばは絶対長野」「長野にしかない」と思い込んでいます。筆者も東京で住んでいたころそう思っていました。ほかのそばはあり得ない!それが長野県民の考えだと思います。いったいどの蕎麦屋にいったらいいのか?かなり迷ってしまいます。

食品の買い物は「ツルヤ」で

本店は小諸市。主に東信地区で栄えて長野県全域に出店。長野県での食品のお買い物は「ツルヤ」。誰もがしっている長野県のチェーン店です。最近は県外のチェーン店が進出してきますが、子供から老人まですべての人に愛されています。近年観光で来られる方も立ち寄るスーパーとなっています。インスタグラムで「ツルヤ」のこの商品がやばすぎるというリールがバズってます。

おにかけうどん

正式名は「お煮掛けうどん」。お隣、山梨県「おほとう」は有名ですが。長野県ではこれです。

筆者も子供のころ家庭で、小麦粉を購入してきて家庭でうどんを打ちました。特徴としては、汁のないうどんです。具だけうどんみたいなものでしょうか。長野県でも東信地方にしかありません。うどんの湯切りに特殊な道具を使います。のこった汁は次の日煮込みうどんです(大笑)

白文帳

中学校のあるあるです。私も長野県だけとは知りませんでしたが、他の地域でいう「漢字練習帳」のことです。A5判で、1ページに計234個のマスがびっしり並んだノートです。セブンイレブンで販売しているそうですが、見たことありません。詳細はこちらです。

麦茶に砂糖

小学生の遠足の時、水筒の中身はズバリ「麦茶」です。しかし長野県民の麦茶は、砂糖入りです。筆者も実は麦茶に砂糖を入れるのは当たり前だと思っていましたが、東京で暮らしたときこれが違っていると気づかされました。近年ではコンビニにペットボトルで売られているのですぐ気づくとは思いますが、当時はそのようなものありませんでしたので、麦茶には砂糖をいれて甘くするのが常識と思ってました(笑)

長野県民あるある:

今回、思いつくことすべて記述しましたが長野県民である筆者でも、気づかないあるあるが沢山あると思います。長野県へ移住した時、長野県外で暮らしたとき、このあるあるが理解できます。そしてこの情報はほんの一部に過ぎません。前回方言についても記述いたしましたのでぜひそちらもご覧ください。

また、ながの仕事物語のインスタでも長野県の情報を配信しております。もしこんなあるあるが・・ということであれば、コメントくださればうれしいです。

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