「土木の仕事って面白そうだな」と思いながらも、「でも自分には難しいかも」と感じている方はいませんか。
興味はある。でも、いざ考えると不安が先に浮かんでくる。
「現場仕事はきつそう」「休みが少なそう」「そもそも何をするのかよくわからない」
でも、そのイメージだけで判断してしまうには、少しもったいない仕事でもあります。
未経験から始めている人がいたり、働き方が変わってきていたり、思っていたものと少し違うかもしれません。
もし少しでも土木の仕事が気になっているなら、まずは、その中身を知るところからでも大丈夫。 ぜひ読み進めてみてください。
土木工事とは何か、まず一言で言うと「道や川、農地など、暮らしのインフラをつくったり直したりする仕事」です。
道路の舗装や補修、川の護岸を整える工事、農地の整備、古くなった建物の解体など。普段の生活の中ではあまり気に留めない「当たり前の景色」を、土木の仕事が支えています。
働き方は、土木作業員と土木施工管理の2種類です。
土木作業員は、現場で実際に手や重機を動かす役割。ダンプで資材を運んだり、土や岩を掘り進めたりするほか、土砂の撤去、舗装工事の施工といった仕事になります。
施工管理は、現場全体を段取りしてまとめる監督役。行政や発注者と打ち合わせをして工事のスケジュールを決め、現場に入る職人さんたちへ指示を出し、安全や品質を管理しながら書類にまとめていく仕事です。
どちらも経験・知識は問いません。今回募集している長野県千曲市の「有限会社横山土建」は、知識ゼロから育てる会社です。 給与は作業員が日給1万2000円から、施工管理は月給35万円から。資格を取るたびに手当が加算され、昇給の実績もある。未経験でも、やる気次第でしっかり稼げる仕組みが整っています。

千曲市|土木施工管理・土木作業員|この街を守る仕事は、思っていたより面白い。
インタビュー:代表取締役・横山さん
1980年の創業から45年。横山土建は、道路、河川、土留め、農地の整備から住宅の解体まで、地域のインフラを幅広く支えてきました。
姨捨の棚田周辺や八幡、桑原、稲荷山といった川西地区をメインに千曲市の地元案件は、基本的に断らないそう。
「この地域を守るのはうちだよ、というプライドが私たちにはある。これまでの積み重ねがあるから、個人のお客様からも行政からも、直接声がかかる仕事があるんです」
そう話すのは、2009年に先代から経営を引き継いだ代表の横山社長。地域密着という言葉だけでは少し足りない。骨太な責任感が、その言葉の奥にあります。
2019年10月、台風19号による記録的な豪雨が長野県を直撃しました。千曲川の堤防が決壊し、流域の住宅や農地は泥水に沈んだ。
そのとき横山土建が担ったのは、農業用水を汲み上げるポンプ施設の取水口の復旧。
放置すれば農業用水が止まり、地域の農地が干上がってしまう。大量の土砂で完全に埋まってしまった取水口を、特殊重機を使って撤去したそうです。
また、川をせき止めて水の流れを別のルートへ迂回させる「河川締切水廻し」という大規模な作業も担いました。堤防がこれ以上損壊しないよう、川の流れそのものを変えたのです。 「土木の仕事は、いざというときに地域を守る技術と信頼が問われます。普段から一つひとつの現場を真面目に、丁寧にやり続けてきたからこそ、こういうときに頼ってもらえる。そのことを誇りに思っています」

横山社長は、先代が創業したこの会社で生まれ育ち、幼い頃は休みのたびに会社の駐車場へ足を運んだといいます。
大きな車両や重機の運転席によじ登り、ハンドルや操作レバーを動かして遊ぶ——そんな子ども時代を過ごしたんだとか。
土木の楽しさを肌で知っているからこそ、その感覚を社員にも味わってほしいと話します。
「どんなにやりがいのある仕事でも、つらいことだけでは続きません。楽しいことがたくさんなければ、人は育たない。社員が楽しく働けるようサポートすることが、代表としての私の大切な使命だと思っています」
実際に入社したら、最初の数ヶ月はどんな感じなのだろうか。
朝8時に会社に集合して社用車で現場へ向かい、午前中は先輩の横について作業や段取りを覚える。
昼休憩をはさんで午後も現場。17時に戻って日報を書いたら退社。それが基本的な1日の流れになるとのこと。
「全然知識がない人でもイチから教えます。まずは先輩と一緒に現場へ入り、仕事の流れを見ながら体で覚えていく。ただ、言われたことだけやっていればいい仕事ではないので、自分で考えるクセをつけてほしいんですよね」と横山社長は言います。
土木工事は、現場ごとに地形も地盤も条件も違う。だから同じ作業の繰り返しではなく、毎回新しい状況に対応していかなければならない。
最初は難しく感じるかもしれませんが、それがこの仕事の面白さの一つでもあります。
資格取得も、会社がしっかりサポート。施工管理の国家資格「土木施工管理技士(1級・2級)」を取得する際には、受験費用と受験会場までの交通費を全額負担し、資格取得後は「資格手当」もつきます。 さらに、仕事で使うカッパや長靴、工具については「好きなものを買っていい、費用は会社が出す」というスタンスです。

インタビュー:中途入社・宮澤さん
ここで、基礎工事の仕事から転職した宮澤さんに話を聞きました。
「結婚を機に、もっと安定した仕事に就きたいという気持ちが芽生えたんです。いろいろな求人を見ているときに横山土建を知り、まず面接だけでも受けてみようと思って。実際に社長と話してみて、何でも話せそうな雰囲気で、それが一番の決め手でした」
転職にあたって、宮澤さんにはもうひとつ気になっていたことがあったといいます。それは「将来、自分で会社をやっていけるようになりたい」という気持ち。いつか独立することを考えていたそうです。
「社長のように、いつか自分が会社をまとめられるようになりたいです。そのために、ここでしっかり経験を積んでいきたいと思います」と宮澤さんは話します。
「いつか自分の会社を持ちたい人は大歓迎」という横山社長の言葉が、この会社を選んだ理由のひとつでもありました。
現在、宮澤さんは施工管理として千曲市内や長野市近郊の現場を担当しています。
その日の工程を確認して職人さんたちへ指示を出し、安全に問題がないか目を配る。書類を整理して行政への提出資料をまとめ、現場が終われば工事の記録写真を整理して日報を書く。
「最初は、作業員さんと下請けさんの両方を見ながら現場を回すのが大変でした。施工管理は、自分が直接手を動かすのではなく、現場全体を見渡して段取りをする仕事。作業員さんだけでなく、工事を一部担う下請けの職人さんたちにも、それぞれ適切なタイミングで指示を出さなければなりません」
誰がどこで何をしているか常に把握しながら、次の動きを先読みして動く必要がある。
「どちらにどう動いてもらうか、頭の中で整理しながらやる感じで。最初はそれが追いつかなくて」
それでも、困ったときに一人で抱え込まずに済む環境が助かったといいます。
「わからないことは都度教えてもらえるし、社長にも先輩にも相談しやすい雰囲気があります。おかげで、今では任せてもらえる仕事が少しずつ増えてきました。書類も段取りも、ひと通り自分でこなせるようになっています」

20代や30代が多い職場ではないけれど、若手だからといって遠慮する必要もない。
むしろ、覚えが早ければ早いほど、任せてもらえる仕事は増えていくそう。
「前の会社では言われたことだけを日々こなしていました。横山土建に来て、自分で考えて動くようになって、本当に考える力がついたと思います」
工事が終わって、出来上がったものを見たとき、『うまくいった、きれいにできた』と思える瞬間が一番好きだと話す宮澤さん。
たまたま家族と完成現場の近くを通ったときは、「ここは俺がやった現場だよ」と紹介することもあるそうです。
最後に、応募を考えている方へのメッセージをいただきました。 「昔の土木のイメージとは、全然違う会社です。若い人が学びながらスキルアップして、自分の時間もしっかり取れる。そのイメージで来てもらえたら嬉しいです。一緒に頑張りましょう」

インタビュー:中途入社・山本さん
続いて、2015年に入社した山本さんにもお話を聞きました。
山本さんの前職は屋根工事業。転職を考えたのは、前の職場での人間関係がきっかけだったそうです。
「もう少し違う環境で働きたいと思っていたとき、横山社長の奥さんと知り合って。会社の話を聞くうちに、なんか楽しそうだなという印象を持ちました。面接に行ったときの社内の雰囲気がすごく良くて、ここなら伸び伸び働けるんじゃないかと感じました。実際に入ってみたら、その通りでした」
社長との距離が近く、何でも話せてすぐ相談できるところもいいといいます。
今では現場を管理する立場になった山本さん。多いときは5〜6人のチームを束ね、年上のメンバーも多い。
「体力的にはそんなにきつくないです。むしろ大変なのはコミュニケーションのほうで。年上の方も含めてうまく連携するのが、最初は難しかったですね」 体力よりも人間力。重いものを運べるかどうかより、人と誠実に関われるかどうか。そっちのほうが、この仕事では大事だということかもしれない。

山本さんが一番記憶に残っているのは、入社して初めて自分が担当した公共工事の現場だといいます。
「工事が終わったときに、区長さんや周辺の住民の方から『きれいにやってもらって良かった』と声をかけてもらったんです。直接そういう言葉を聞けると、本当に嬉しくて。形として残るものを作っているんだという実感もありますし、ありがとうという感謝の言葉が励みになっているので、長く続けられているんだと思います」
そう話す山本さんの顔には、誇りがにじんでいました。誰かの暮らしに直接触れる仕事という実感。それが、やりがいにつながっているのかもしれません。
最後に、応募を考えている方へのメッセージをいただきました。 「楽しい会社なので、安心して来てください。最初は分からないことだらけで当然だし、自分もそうでした。でも気づいたら10年経っていました。難しく考えずに、まずは来てみてください」

土木工事と聞くと、残業が多い、休みが少ない——そんなイメージを持つ方はまだ多いのではないでしょうか。
しかし、横山土建には、自分の時間も、家族との時間もしっかり取れる環境があります。
基本的に土日休みで、残業は月に平均3〜10時間。現場から戻って日報を書いてメールを確認すれば、18時には退社できる。
台風などの災害対応で緊急出動することがあっても、それはあくまで例外。平時は、決まった時間に帰れる。
宮澤さんも「仕事が終わったあとの時間があるから、仕事も頑張れる気がします」と話してくれました。
オンとオフをしっかり切り替えて働ける——それが、ここでの当たり前になっているのです。
さらに、資格取得費用や道具・装備の購入サポートだけでなく、スポーツ大会への参加費、サイクリングや釣りといった趣味にかかる費用も会社の補助があります。
「働くと休むをしっかり分けて、従業員が楽しく働ける会社にしたい」という横山社長の考えは、制度にもしっかり表れているのだと感じました。

横山社長に、今後のビジョンと一緒に働きたい人のイメージを聞きました。
「今は私個人で取り組んでいることなんですが、認定幼稚園やフリースクールと連携しながら、キャンプや遠足といったイベントに顔を出していて。木工工具の使い方を教えたり、工事現場で出た廃材を材料に、子どもたちがものをつくる体験を支えたり。重機の試乗体験を開いたこともあります。こういった活動を、ゆくゆくは会社として取り組んでいきたいなと考えています。地域活性化もそうですが、子どものいる家庭が住みやすい街にしていきたいんです」
道路を直し、川を守り、子どもたちが遊べる場をつくる。どれも、この街で暮らす人たちのためにできることを続けているだけ。
そういう仕事の仕方に共感できる方、地域をよくしたいという気持ちを持っている方と、一緒に働きたいと横山社長は言います。
「あとは元気な方、挨拶ができる方、コミュニケーションを大切にできる方ですね」
技術的なことはあとから教えられる、でも人と関わる姿勢だけは最初から持っていてほしい——そういうことだと思いました。
土木の仕事に「ちょっと興味がある」くらいでいい。「向いているかどうかわからない」でも大丈夫です。まずは一度、横山社長と話してみてください。
ながの仕事物語編集部より
取材を通して感じたのは、「楽しく働ける会社にしたい」という横山社長の想いのもと、社員全員が「何でも相談できる」と口をそろえる職場の空気は、今までの建設業界のイメージとは少し違う、温かみのあるものでした。
道路や川、農地を整える。災害があれば現場へ向かう。派手ではないけれど、地域で暮らす人たちの日常を支えている仕事です。もちろん、簡単な仕事ではありません。現場ごとに状況は違い、自分で考えながら動く力も必要になります。人との連携も欠かせません。
だからこそ向いているのは、素直に学べる人、コミュニケーションを大切にできる人、地域の役に立つ仕事がしたい人。逆に、決まった手順をこなすだけでいいと思っている人には、少し違う場所かもしれません。
「土木って面白そう」と思える瞬間が、この会社にはたくさんありました。働き方も、会社の雰囲気も、昔のイメージとは少し違う。だからこそ、先入観だけで判断せず、一度話を聞いてみてほしい。そんなふうに感じた取材でした。
有限会社横山土建 募集要項
募集職種
(1)土木施工管理
(2)土木作業員
雇用形態・給与
雇用形態
正社員(試用期間3ヶ月)
給与
(1)土木施工管理
月給35万円~50万円
(2)土木作業員
日給:1万2000円〜1万8000円
(月額目安:25万9200円〜38万8800円)
※いずれも経験・資格・スキル等を考慮の上、決定します。
昇給
年1回(前年度実績:月1万円〜2万円)
賞与
年2回(前年度実績:計3.5ヶ月分)
待遇・福利厚生
社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)
通勤手当(月2万円まで)
資格手当(1級土木施工管理技士:月1万円、2級土木施工管理技士月5000円)
現場手当(月5000円~1万円)
退職金制度あり(勤続5年以上)
退職金共済加入
再雇用制度あり(定年65歳)
資格取得支援(受験費用・交通費を会社が負担)
作業用装備購入支援(カッパ・長靴・工具などの購入費用を会社が負担)
趣味・スポーツ活動の補助あり
(マラソン大会・スポーツ大会の参加費、サイクリング・釣りなど)
勤務地・勤務時間・休日休暇
勤務地
長野県千曲市大字八幡2324-4
※転勤なし
※マイカー通勤OK(駐車場完備)
勤務時間
8:00〜17:00(休憩90分)
※1年単位の変形労働時間制
土木施工管理:残業月平均約10時間
土木作業員 :残業月平均約3時間
休日休暇
週休2日制(土・日)
年間休日105日
GW
夏季休暇
年末年始休暇
慶弔休暇
有給休暇(6ヶ月経過後10日〜)
仕事内容
(1)土木施工管理
担当現場の施工管理、行政との打ち合わせ、書類作成業務など。
千曲市内・長野市近郊の現場が中心です。
会社に集合し、社用車で現場へ向かいます(個人車の使用はありません)。
平時は残業がほとんどなく、無理なく働ける環境です。
※災害時には緊急対応をお願いする場合があります
(2)土木作業員
資材の運搬(ダンプ使用)、土木作業全般をお任せします。
千曲市を中心とした地域密着の現場で、道路・河川・農地整備などの一般土木工事を行います。
会社に集合し、社用車で現場へ向かいます(個人車の使用はありません)。
未経験の方は、先輩と一緒に現場に入りながら覚えていけるので安心です。
経験者の方は「現場を任せてほしい」などのご希望も歓迎します。
応募条件・求める人物像
応募条件
普通自動車免許(AT限定不可)
基本的なPCスキル
準中型自動車免許、車両系建設機械(基礎工事用)運転技能者、1級・2級土木施工管理技士をお持ちの方は歓迎
求める人物像
コミュニケーションを大切にできる方
挨拶ができる方
いつか自分の会社を持ちたいという夢を持っている方
1級・2級土木施工管理技士の資格を取得したい方
採用プロセス
募集期間
2026年5月25日~
※募集人数に達した時点で終了とさせていただきます。
採用予定人数
若干名
採用プロセス
ご応募・お問い合わせ
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書類選考
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面接(1回)
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内定
https://yokoyama-doken.co.jp/
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〒387-0023
長野県千曲市大字八幡2324-4
026-273-1596
採用担当:横山
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