想像力が電気を動かす。電気設備の“司令塔”をつくる仕事|株式会社アーバンエンジニアリング

普段、私たちは当たり前のように電気を使っています。

照明をつける。空調を動かす。パソコンやスマートフォンを充電する。

そんな日常の裏側には、必ず「電気設備」があります。

そして、その電気設備をコントロールしているのが「制御盤」や「配電盤」と呼ばれる装置です。

電気をどこに流すのか。どの設備を動かすのか。いわば、建物の電気を動かす“司令塔”のような存在。

この装置のおかげで、学校や病院、工場、商業施設など、さまざまな場所で設備が安全に動いています。

長野市篠ノ井にある「株式会社アーバンエンジニアリング」は、制御盤や配電盤の設計・製作を手がける会社。

長野県内の学校や病院、官公庁、工場など、多くの施設の電気設備を支えてきました。

今回募集するのは、制御盤や配電盤の図面を描き、設備を設計する「設計職」です。

電気の仕組みを理解し、設備の構造を想像しながら設計し、実際の現場に合わせて設備を作り上げていく。まさに技術と想像力が求められる仕事です。

現在、設計業務は代表の稲葉さんが中心となって担当。そのため今回の募集では、稲葉さんと一緒に設計の仕事を担い、将来的に会社の設計を支えていく人材を育てていきたいと考えています。

最初は電気の知識がなくても大丈夫。製作や配線作業などで経験を積みながら、少しずつ設備の仕組みや図面の意味を理解していきます。

そうして経験を重ねながら、設計という専門的な仕事へとステップアップしていくことができる環境です。

2回目の取材となる今回は、代表の稲葉さんと社員のみなさんに、制御盤設計という仕事のリアルについてお話を伺いました。

目次

長野市|設計職|小さな積み重ねで、社会を動かす技術をつくる会社。

インタビュー:代表取締役・稲葉さん

「制御盤という言葉は、あまり馴染みがないかもしれませんが、実はとても身近な存在なんです。家庭にも分電盤がありますよね。ブレーカーが並んでいる、あの箱です」

そう話すのは、代表の稲葉さん。

アーバンエンジニアリングは1990年創業。

制御設計の経験を持つ稲葉さんが、『自分で会社をやるなら、設計だけでなく製作や改修まで関わりたい』という思いから立ち上げました。

「家庭の場合は100Vや200V程度ですが、商業施設や工場になると3000Vや6000Vといった高電圧を扱います。そうした電気を安全に管理し、設備をコントロールするのが制御盤です」

ポンプ設備、空調設備、水処理設備、工場の機械など。制御盤は社会のさまざまな場所で使われていて、まさに『インフラを支える装置』とも言える存在です。

その設計に携わる仕事は、図面を描くだけではありません。

まず、お客様と打ち合わせを行い、どんな設備をつくるのか、どのように機械を動かしたいのかといった要望を確認します。

お客様の要望をもとに、回路図や機器配置図、配線図などの図面を作成。図面が完成すると、社内の製作チームが制御盤を組み立てます。

出来上がった制御盤を現場へ設置し、試運転を行い、設備が正常に動くかどうかを確認して完了です。

そのため、設計はすべての工程のスタートとなる仕事でもあります。

「設計は想像力が必要なんですよ。図面を描くと言っても、単純に線を引く仕事ではありません。この配線がどこにつながって、どの機械を動かすのか。それを頭の中で想像しながら描いていくことが大切です」

設備や条件は現場ごとに異なり、電気技術基準やJIS規格など、守るべきルールも数多くあります。

「設計の仕事は覚えることが多いので、最初は大変だと思います。未経験の場合、独り立ちまで5年ほど。電気の知識がある人でも3年ほど。時間はかかりますが、その分しっかりと技術が身につく仕事だと思います」

5年と聞くと長く感じる方もいるかもしれません。

しかし、最初の半年ほどでCADの操作を覚えて、その後1~2年ほどかけて回路のパターンを理解していくそう。中には、3年ほど経験を積むと、ひと通りの仕事ができるようになる人もいるそうです。

そして、制御盤の回路にはある程度の“パターン”があるんだとか。

この回路ならこの構成。この機械ならこの回路。そうした基本的なパターンを、ただ見ているだけでは覚えられないので、実際の仕事の中で覚えていくことが大切なのだそうです。

「最初から全部できる必要はありません。丁寧に教えていきますし、いろいろな作業をやりながら経験を積んで、できることを少しずつ増やしていけばいいと思っています。覚えることは多いですが、その分やりがいも大きい仕事です。経験を積めば積むほど、自分の力になっていくと思います」

また、資格取得や経験もきちんと評価していきたいと稲葉さんは話します。

「資格を取得すれば資格手当がつきますし、経験を積んでできることが増えれば職能給も上がっていきます。頑張った分は、しっかりと給与にも反映していきたいと思っています」

インタビュー:製造部・関森さん(中途入社1年目)

次にお話を伺ったのは、入社1年目の関森さん。

関森さんは、未経験でアーバンエンジニアリングに入社した社員のひとりです。

以前は介護業界で働き、さらにその前は魚屋で働いていたそうで、これまで電気とはまったく関係のない仕事をしてきました。

異業種からの転職。きっかけはどんなことだったのでしょうか。

「前職は介護食を作る仕事で、その前は魚屋で5〜6年働いていました。これまでずっと飲食関係の仕事をしていたんですが、料理は“仕事”より“趣味”として楽しむ方が自分には合っていると感じて。それなら別の仕事をしてみたいと思うようになったことがきっかけです」

そんなときに興味を持ったのが、ものづくりの仕事でした。

「ドライバーを使ったり、ビスを締めたり。そういう作業に関わる仕事をしてみたいと思っていて、その中でも電気分野に興味を持ちました」

ものづくりの仕事を探している中で見つけたのが、「ながの仕事物語」に掲載されていた記事だったそう。

「アーバンエンジニアリングの記事を読んだときに、高野さんのインタビューが載っていて。未経験から始めた方がいるんだと知って、自分もここで頑張ってみたいと思いました。実はそのとき、飲食店やスーパーの求人に応募する予定だったんですが、記事を読んだことをきっかけで、当社に応募してみようと思ったんです」

未経験でも挑戦できるかもしれない。そう思えたことが、応募の後押しになったそうです。

現在は、制御盤の製作や改修工事の補助として、現場に同行している関森さん。

「まだ入社して1年ほどなので、基本的には先輩の補助として現場に行くことが多いです。仕事を覚えるうえで意識していることは、メモをしっかり取ることと、積極的に質問をすること。分からないことはたくさんありますが、周りの方が丁寧に教えてくれるので、安心して取り組めています」

最初は分からないことばかりだったそうですが、先輩たちが丁寧に教えてくれるおかげで、理解できることが増えてきたという。

「最初は電気のことがまったく分からなかったんですが、少しずつ仕組みが分かるようになってきました。現在は、第二種電気工事士の資格取得に向けて勉強中で、今年中に取得することが目標です。将来的には第一種電気工事士にも挑戦できたらいいなと思っています」

資格の勉強は、仕事と並行して進めているそう。

「家で勉強することもありますが、仕事の中で教えてもらえることも多いです。電気の仕事なので、試験に出てくる内容と実際の仕事が重なることもあります。自分で勉強しながら、分からないことは先輩に聞いて教えてもらっています」

この仕事を始めてから、電気に対する見方も変わったそうです。

「普段の生活の中で、電気のことを意識することはほとんどありませんでした。でも、この仕事を始めてから、電気設備が生活を支えていることを実感するようになりました」

自分が関わった設備が社会の中で使われている。そんな実感が、この仕事のやりがいにつながっていると話します。

「目に見える形で役に立っていると感じられるところが、この仕事の面白いところだと思います」

もちろん、気をつけなければいけないこともあります。

「電気の仕事なので、感電やショートなどの危険があります。安全面には特に気をつけて仕事をしています」

ここで、関森さんに働く環境についても聞いてみました。

「以前の会社は人数が多かったんですが、今は少数精鋭なので距離が近く、コミュニケーションが取りやすいと感じています。教えてもらったことも吸収しやすいですね」

さらに、休日面でも大きな変化があったといいます。

「以前は飲食関係の仕事だったこともあり、なかなか休みが取れなかったんです。今は土日休みでしっかり休めているので、体調面でもかなり楽になりました」

休日はどのように過ごしているのでしょうか。

「ドライブが好きなので、車で出掛けることが多いですね。この仕事に就いてからは、時間に余裕があるので、仕事とプライベートのメリハリをつけて過ごせていると思います」

遠出をすることはあまりないそうですが、出身地の埼玉へ帰ることもあるそうです。

「自然が好きなので、聖高原によく行きます。そういう場所でゆっくり過ごすことが多いですね。いつかは東北や北海道など、もう少し遠くまでドライブしてみたいです」

メリハリをつけて働くことができ、分からないことがあれば、すぐに聞ける環境。その安心感も、アーバンエンジニアリングの魅力だそうです。

今後の目標についても聞いてみました。

「まずは資格を取得すること。そして仕事内容をしっかり覚えていくことです。勉強することはたくさんありますが、やる気があれば挑戦できる仕事だと思います。未経験の方でも、興味があればぜひ挑戦してほしいです」

まだまだ学ぶことは多い。それでも関森さんは、前向きな表情でそう話してくれました。

未経験からの挑戦。最初は分からないことばかりでも、少しずつ経験を積み重ねながら技術を身につけていく。そうした積み重ねが、やがて設備を動かす大きな仕事につながっていくのかもしれません。

関森さんのこれからの成長が、今から楽しみです。

インタビュー:製造部・高野さん(中途入社6年目)

続いて、お話を伺ったのは、関森さんの入社のきっかけにもなった高野さん。

「自分も最初は電気の知識がほとんどない状態でしたが、今では制御盤の製作や改修工事など、幅広い業務に携わっています。設計職で入社する場合でも、まず制御盤がどういう仕組みで動いているのかを理解する必要があります」

図面だけを見ていても、設備のイメージはなかなか掴めません。実際に盤を作り、配線を行い、設備が動く仕組みを理解する。

そうした経験を積みながら、設計の仕事を覚えていくのだそうです。

「設計というと、机に向かって図面を描く仕事というイメージがあるかもしれません。でも実際には、現場との関わりも多い仕事です。見ているだけでは分からないことが多いので、実際に一緒に制御盤を組んでいくことが大切だと思います」

制御盤は、図面を描き、製作し、現場に設置するという流れで完成します。

実際に制御盤を作ってみないと、配線のルートや機器の配置、回路構成などのイメージはなかなか湧かないという。

高野さんが自信を持てるようになったのは、入社して3年ほど経った頃でした。

「自分の中では、3年で一人前になりたいという目標がありました。最初は基本的な作業からのスタート。鉄板を切る。穴を開ける。配線をする。一見すると簡単そうに見えるかもしれませんが、実際にやってみると難しい作業なんです」

例えば、鉄板をまっすぐ切るだけでも技術が必要です。

そうした一つひとつの作業を積み重ねながら、技術を身につけていったといいます。

「小さいことの積み重ねが、技術につながっていくんだと思います。それと、教えてくれる環境と、やらせてもらえる環境があったことが大きいですね」

分からないことはすぐに聞ける。そして実際にやらせてもらえる。

もし「見て覚えろ」という環境だったら、5年、10年かかっていたかもしれないと話す高野さん。

高野さんに、この仕事に向いている人についても聞いてみました。

「特別な能力が必要というよりは、基本的なことが大事だと思います。挨拶ができる、時間を守れる、しっかり話を聞けるといった社会人としての基本ですね。そういうことができれば、技術は後からついてくると思います」

逆に、向いていない人もいるそうです。

「技術職ではありますが、一人で完結する仕事ではありません。チームで進めていく仕事なので、挨拶ができない人や時間を守れない人は難しいかもしれません」

最後に、どんな人に来てほしいかも聞いてみました。

「電気に興味がある。ものづくりが好き。設計をやってみたい。そういう気持ちがある人に来てもらいたいですね。そんな人であれば、きっとこの仕事を楽しめると思います」

そう話す高野さんの姿からは、この仕事への手応えと、自信のようなものが感じられました。

代表の稲葉さんに、これから会社として取り組んでいきたいことについても聞いてみました。

「将来的には、キュービクル設備にも対応できるようにしていきたいですね」

キュービクルとは、高圧の電気を受電し、建物で使える電圧に変換する設備のこと。大型の施設や工場などでは欠かせない重要な設備です。

「そうした設備にも対応できるようになるためには、設備投資だけでなく、社員一人ひとりの技術力向上も必要になります。すぐにできることではないので、5年、10年という時間をかけて取り組んでいきたいと思っています」

技術を積み重ねながら、少しずつできることを広げていく。

アーバンエンジニアリングは、これからも着実に歩みを進めていく会社なのだと感じました。

今回の取材で印象的だったのは、社員のみなさんの前向きな姿勢でした。

未経験から挑戦した関森さん。

経験を積み重ねながら技術を身につけてきた高野さん。

それぞれの立場で、この仕事に向き合っている姿がありました。

制御盤の設計という仕事は、一つひとつの作業の積み重ね。すぐに身につく仕事ではありません。

それでも経験を重ねることで、できることが少しずつ増えていく。そんな成長の手応えを感じられる仕事なのだと思います。

電気に興味がある。ものづくりが好き。設計という仕事に挑戦してみたい。

興味を持った方は、ぜひ一度話を聞きに来てみてください。きっとここで、新しい仕事の面白さに出会えるはずです。


株式会社アーバンエンジニアリング 募集要項

募集職種

制御盤・配電盤・分電盤の設計

雇用形態・給与

雇用形態
正社員

給与
月給18万円以上
※経験・資格・スキル等を考慮の上、決定します。

昇給
あり

賞与
年2回

待遇・福利厚生

社会保険完備
通勤手当
深夜手当
退職金制度

勤務地・勤務時間・休日休暇

勤務地
本社/長野県長野市篠ノ井二ツ柳1841-1
※マイカー通勤OK(駐車場完備)

勤務時間
8:30~17:00(休憩70分)
※残業代は法定額の支払い
※残業時間は不定期(休日出勤あり)
※お客様先での改修・補修作業で夜間勤務が発生する場合もあります。

休日休暇
年間休日125日
完全週休2日制(土、日)
祝日
GW
お盆休み
年末年始休み
有給休暇(10日~)
慶弔休暇

仕事内容

制御システムの設計、プログラム作成、電気配線図の作成、お客様との打ち合わせ、見積書作成など
※組立・配線・加工などをお任せすることもあります。

応募条件・求める人物像

応募条件
職種・業界未経験歓迎
高卒以上
普通自動車免許(AT限定可)
★電気工事士の資格をお持ちの方、設計経験のある方、電気電子系学部を卒業されている方は優遇

求める人物像
電気や機械に興味がある方
ものづくりが好きな方
コツコツと一生懸命に取り組める方
一生ものの資格とスキルを身につけたい方
仕事もプライベートも充実させたい方

採用プロセス

募集期間
2026年3月30日~
※募集人数に達した時点で終了とさせていただきます。

採用予定人数
1名

採用プロセス
ご応募・お問い合わせ

書類選考

面接(1回)

内定 
※試用期間3ヶ月

https://urbn-e.co.jp/recruit/recruitment/217/
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〒388-8012 
長野県長野市篠ノ井二ツ柳1841-1
026-292-8531
採用担当:稲葉
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