長野で暮らす人にとって、車は移動の自由を広げてくれる大切な存在です。
通勤や買い物、子どもの送り迎え、休日の外出——。
日々の移動がスムーズであることは、暮らしそのものを豊かにしてくれます。
そんな当たり前の毎日を、見えないところで支えているのが、株式会社高見澤 エネルギーセグメント。
長野市に本社を置く総合企業・株式会社高見澤の主力事業として、県内21カ所のサービスステーション運営をはじめ、国産・輸入車の新車・中古車販売、整備、カー用品販売、保険代理店業務、石油製品の販売・配達など、多岐にわたる事業を展開しています。
今回募集するのは、カーライフアドバイザー、整備士、SS運営スタッフ、法人営業の4職種。
経験を活かしたい方も、新しい挑戦をしたい方も、次の一歩を踏み出せる環境があります。
取材で訪れた「スズキアリーナ上田原店」は、上田駅から車で約9分。以前にも伺いましたが、今回も店内は温かく、職種を越えて協力し合う空気が印象的でした。

長野県|カーライフアドバイザー、整備士、SS運営スタッフ、法人営業|車と人と、地域の未来と。
インタビュー:カーライフアドバイザー・小林さん(入社9年目)
最初にお話を伺ったのは、2016年に新卒で入社したカーライフアドバイザーの小林さん。
「地元で就職したかったのと、自動車にも興味があったので、両方が叶う当社を選びました。スズキアリーナ上田原店はスズキの正規ディーラーではありますが、スズキ以外の国産車や輸入車、新車から中古車まで幅広い車種に触れられるので、車好きにはたまらない環境だと思います」
カーライフアドバイザーの仕事は、新車・中古車の販売だけではありません。
整備やカー用品、コーティング、自動車保険のご案内など、車にまつわるあらゆる相談に乗る「総合受付」のような役割を担っています。
入社当初、小林さんはサービスステーションで1年間研修を受け、その後、上田原店に配属されたそう。
「車の知識はカタログやインターネットを見ながら覚えました。商談の流れは先輩とのロープレで身につけていきましたね。最初はライバル車との比較提案が難しくて…。お客様が検討している車と同クラスの車をいくつか挙げて、それぞれのサイズやスペックを比べてご提案するんですが、パッと比較対象が出てこなくて。自分で勉強したり、先輩に聞いたりしながら、だんだん引き出しを増やしていきました」
そんな小林さんが、仕事を通じて印象に残っている出来事を聞いてみました。
「以前担当したお客様が、あとから親戚の方を紹介してくださって。“ここのお店いいよ”って言っていただけたのが、すごく嬉しかったですね。最近はそうしたご紹介が増えていて、ふらっと寄ってくださる新規のお客様もいれば、インターネットで口コミを見て来ましたという方もいらっしゃいます」
お客様とのつながりが、お客様の周りにいる人たちへと広がっていく。そんな循環が、少しずつ生まれているようです。

カーライフアドバイザーというと、車の知識がないと難しそうなイメージがあるかもしれません。
「そこは安心してもらって大丈夫です」と小林さん。
「入社後3〜4ヶ月くらいは、先輩が商談に付き添ってくれます。お客様との接し方や説明の仕方を見てもらえますし、最初は分からないことをその場でフォローしてもらえるので、すごく心強かったです。私もあのときの安心感を覚えているので、これから入ってこられる方にも同じようなサポートをしたいなと思っています」
その後、店舗の体制にも変化がありました。
スタッフの異動に伴い、新しい事務スタッフや整備士が加わり、チームとしてのバランスも少しずつ変わってきていると言います。
「店舗によって雰囲気が違うんです。うちは車販も整備もあって、いろんな人が関わるにぎやかな店舗。一方、大屋店は整備に特化していて。それぞれの色があるので、他店の様子を聞くのも面白いですよ」
また、働き方の面でも、ここ数年で整ってきた部分があります。
「以前は早番・遅番のシフトがあったんですが、今は営業時間が8:30からに変わって、働き方も安定してきました。8:30〜9:00の間に朝礼を行って、その日のご来店予定のお客様や社内で起きた事故・トラブル、相談ごとの共有をしています。あの時間があることで、1日単位でチームの動きが合わせやすくなりましたね」

一方で、今抱えている正直な悩みも教えてくれました。
「今、20代前半のスタッフが少ないんです。自動車業界全体の傾向かもしれませんが、20代~30代の方にもっと入ってきてほしいですね。同世代がいるだけで、仕事のこともプライベートのことも話しやすくなりますし」
SNSの取り組みも、そうした“若手の力”と相性が良さそうです。
「以前からYouTubeを続けていて、最近は“店舗全員で更新していこう”という動きになってきました。忙しいときはどうしてもアップが滞ってしまうんですが、コーティングやカーナビの紹介など、日々の仕事の中にも発信できるネタがたくさんあるので、みんなでアイデアを出し合いながら続けていきたいです」
スタッフ一人ひとりの得意分野や個性を活かして、発信の仕方もアップデートしていく。
そんな柔軟さが、この店舗らしさにつながっています。

インタビュー:カーライフアドバイザー・野中さん(入社19年目)
続いてお話を伺ったのは、2006年に新卒で入社したカーライフアドバイザーの野中さん。
「もともと車が好きだったので、就職活動では自動車関連の会社を中心に探していました。入社後はサービスステーションに3年勤務して、その後、車の販売をやってみないかと声を掛けられ、スズキアリーナ上田原店に異動しました。お客様と接するという点はサービスステーションと変わらないので、違和感なく取り組めましたね」
ベテランになった今でも、仕事の難しさを感じる瞬間はあるそうです。
「お客様ごとにニーズが違うので、一人ひとりに合わせた提案や対応が必要です。数ある車の中から最適な一台をご提案できるように、国産車から輸入車まで、幅広い知識を常にアップデートしておかなければなりません」
そのために大切にしているのが、社内での情報共有です。
「後輩に教えることもあれば、逆に後輩から新しい情報を教えてもらうこともあります。車の技術は日々進化しますし、全メーカー・全車種の新車から中古車までとなると、相当な数ですからね。メリットだけでなく、正直なデメリットもお伝えしたいので、みんなで知識を持ち寄ることを大事にしています」
この仕事に向いている人について尋ねると、野中さんはこんなふうに答えてくれました。
「車が好きじゃなくても大丈夫。情報収集さえしっかりできれば、きちんと提案できますから。もちろん車が好きなら楽しいですが、“人で買ってもらえるカーライフアドバイザー”になってほしいですね。金額やモノだけで選ぶのではなく、『この人から買いたい』と思っていただける関係性づくりが重要だと思っています」

スズキアリーナ上田原店では、店舗独自の取り組みとしてSNSにも力を入れています。
「スズキアリーナ上田原チャンネル」というYouTubeチャンネルでは、スズキ車の紹介だけでなく、他メーカーの試乗インプレッションや、ドアパネルの外し方、ナビの地図更新方法といった“ちょうど知りたかった”情報も発信中。
店長の酒井さんがカメラマン兼監督を務め、ボケ担当の野中さん、ツッコミ担当の小林さんという布陣で、小ネタを挟みつつ分かりやすく車やパーツのことを伝えているのが特徴です。
「新型車の紹介動画の反響は大きいですね。新車が出れば動画をアップして、キャンペーンがあるときはその告知も兼ねて。実は撮りためている動画もあって、編集が追いついていないくらいです(笑)」
YouTubeを見て県外から車を買いに来てくれたお客様もいたそうで、自分たちの発信が行動につながった実感は、やりがいにもつながっていると言います。
「自分たちの発信が届いて、お客様の行動につながったんだと実感できたのは、すごく嬉しかったですね。今後は、YouTubeだけでなく、InstagramやX(旧Twitter)も少しずつ動かしていきたいと話しているところです。年明けから本格的にアップしていければと考えています」
そんなチャレンジを一緒に楽しめる人に来てほしい、と野中さんは言います。
「分からないから勉強してみようとか、新しいことを取り入れてみようとか、前向きに取り組んでくれる方に来てほしいですね。サービス職や事務職はまだ人数的に手薄なところもあるので、一緒に支えてくれる仲間が増えたらうれしいです」
繁忙期のタイヤ交換など、忙しい場面ではチームワークが光ります。
「常時4〜5人いて、1人が休みでも回るくらいの体制が理想です。タイヤ交換のシーズンなどは特にチームプレーが大事で、みんなで声を掛け合いながら乗り切っていきます」

インタビュー:採用担当・平石さん
ここまでカーライフアドバイザーの仕事を中心にお話を伺ってきましたが、エネルギーセグメントの仕事はそれだけではありません。
整備士の主な仕事は、定期点検や車検、修理、カー用品の取付、コーティングなど。
業務の流れや機械の使い方は、先輩社員が丁寧に教えてくれるので、実務経験が浅い方でも安心してスタートできます。
自動車整備士資格3級以上をお持ちであれば応募可能で、専門学校を卒業したばかりの方も歓迎しているそうです。
「整備士は車のお医者さん。点検中に消耗した部品があれば、お客様に交換のご説明をしたり、整備が終わった後に修理箇所のご案内をしたりと、お客様と直接お話しする機会もたくさんあります。専門的なことは整備士から分かりやすく説明した方がお客様も安心されるので、接客が好きな方にも向いていると思います」
整備士同士が自然と助け合う雰囲気ができており、カーライフアドバイザーや事務スタッフがフォローに入ることも多いのだとか。
店舗内だけでなく、他店舗との連携も密で、「在庫はどこにあるか」「輸入車に詳しいのは誰か」といった情報を共有しながら、仕事を進めています。

今回募集する「SS運営スタッフ」は、給油やセルフの操作説明、洗車、簡単な点検整備、タイヤやバッテリーなどカー用品の販売が主な仕事です。
先輩社員によるOJTで仕事の流れやコツを覚えられるほか、業務に必要な資格の取得支援制度も用意されています。
「将来的には店舗マネージャーとして、キャンペーンの企画やスタッフ教育、人材採用などにも関わってほしい」とのことで、現場からマネジメントへとキャリアを広げていくことも可能。
「法人営業」は、東北信エリアの製造業のお客様を中心に、工業用潤滑油や産業用燃料などを提案する仕事です。
機械をスムーズに動かし、長持ちさせるために欠かせない商品を扱うため、お客様から頼りにされることも多いんだとか。
どの職種も、「地域の当たり前の暮らし」を支える裏方の仕事。自分の得意や興味に合わせて、支え方を選べるのはエネルギーセグメントならではかもしれません。

働き方や環境についても、変化が続いています。
「エネルギーセグメントの年間休日は124日。夏季や年末年始には長期休暇があり、有給休暇の取得も会社として積極的に推奨しています」と話すのは、管理部長の平石さん。
残業時間も月5〜10時間ほどと少なめで、「転職してから“自分の時間を持てるようになった”という声が多い」とか。
「どの職種も地域社会を支える大切な仕事です。やりがいはもちろん、地域の未来をつくる誇りも感じられると思います。また、さまざまな手当や制度を整えているほか、仕事の成果は昇給・賞与にしっかり反映される仕組みがあります。社歴や年齢に関係なく、チャレンジした分だけキャリアアップのチャンスを掴めるのも特徴ですね」
さらに、経営層との距離が近いことも高見澤ならでは。
「“こうしたほうが良いのでは?”という提案は大歓迎ですし、実際に現場から出てきたアイデアが形になった例もたくさんあります。社員一人ひとりが欠かせない存在として尊重されていて、それぞれの専門性を活かしながら協力し合う文化があります」

最後に、これから入社する方へのメッセージを伺いました。
小林さんは、こんな言葉を贈ってくれました。
「将来的には店長を目指していますが、まずは新人さんをしっかり育てられる存在になりたいです。カーライフアドバイザーは、車に詳しくない方でも大丈夫。私も最初はそうでしたから(笑)。ユーモアのある先輩たちが丁寧に教えていくので、きっと楽しく働けると思います。安心して飛び込んできてください」
野中さんも続けます。
「後輩をしっかり指導しながら、店舗全体を支えていきたいです。当社は分からないことを気軽に聞けて、お互いの良いところを教え合う文化があります。SNSでの発信など、新しいことにもどんどんチャレンジしていきたいので、一緒に面白がってくれる方に来てほしいですね」
そして平石さん。
「チャレンジ精神があって、新しいことにも前向きに取り組める方なら、きっと活躍の場が広がると思います。長野ならではの課題に、車と燃料を通じて向き合いながら、人や地域とのつながりを広げていく仕事です。ぜひ、あなたの力を貸してください」
ここでの仕事は、ただ車を販売したり、燃料を届けたりすることにとどまりません。
お客様一人ひとりの背景やライフスタイルに耳を傾け、その人に合ったカーライフを一緒に描いていく。
“車と燃料の身近な相談所”として、地域の暮らしに長く寄り添っていく。
そのプロセスのすべてが、これからのキャリアを考えるうえで、大きな財産になっていくはずです。
次の挑戦の場として、高見澤 エネルギーセグメントを選んでみるのも、ひとつのいい選択ではないでしょうか。
株式会社高見澤 エネルギーセグメント 募集要項
募集職種
(1)カーライフアドバイザー
(2)整備士
(3)SS運営スタッフ
(4)法人営業
雇用形態・給与
雇用形態
正社員
給与
(1)月給22万円~30万円
(2)月給20万7000円~28万5000円
(3)月給20万円~25万円
(4)月給20万円~30万円
経験・資格・スキル等を考慮の上、決定します。
昇給
年1回
賞与
年2回(昨年度実績4.5ヶ月分)
待遇・福利厚生
社会保険完備
通勤手当(上限5万円/月)
職務手当
家族手当
残業手当
資格手当
退職金制度
財形貯蓄制度
資格取得支援制度
社員旅行
勤務地・勤務時間・休日休暇
勤務地
(1)長野市・中野市・上田市・佐久市の各店舗
(2)長野市・上田市の各店舗
(3)長野市・須坂市・中野市・上田市・東御市・小諸市・佐久市の各店舗
(4)上田事務所/長野県上田市大屋243
※いずれもマイカー通勤OK(駐車場完備)
勤務時間
(1)シフト制/9:00~19:00の間で実働8時間(休憩60分)
※残業月平均10時間
(2)シフト制/7:30~18:30(休憩60分)
※残業月平均10時間
(3)7:30~23:30の間で実働8時間(休憩60分)
※残業月平均10時間
(4)8:30~17:30(休憩60分)
※残業月平均20時間
(1)(3)(4)は1年単位の変形労働時間制
※週平均40時間以内
休日休暇
(1)~(3)週休2日制(シフト制)
(4)完全週休2日制(土日祝休み)
年間休日124日
GW
夏季休暇
年末年始休暇
慶弔休暇
有給休暇(10日~)
産休・育休
介護休暇
仕事内容
(1)カーライフアドバイザー
新車・中古車・カー用品・保険などをトータルに提案、販売
(2)整備士
車検・一般整備・検査・カー用品の取付・コーティングなど
(3)SS運営スタッフ
接客・給油の操作説明・洗車・簡単な点検整備・カー用品の販売など
(4)法人営業
工業用潤滑油や燃料などの提案、見積書作成、契約業務、アフターフォローなど
応募条件・求める人物像
応募条件
高卒以上
普通自動車免許(AT限定可)
(2)は自動車整備士3級以上
何らかの営業・接客経験、自動車整備士1級・2級、
自動車検査員、危険物取扱者乙4類・丙種を
お持ちの方は大歓迎!
求める人物像
人と話すことが好きな方
チームワークを大切にできる方
柔軟性のある方
新しいことに挑戦するのが好きな方
採用プロセス
募集期間
2025年12月18日~
※募集人数に達した時点で終了とさせていただきます
採用予定人数
各職種・若干名
採用プロセス
ご応募・お問い合わせ
↓
書類選考
↓
面接(1~2回)・筆記試験
↓
内定
※試用期間6ヶ月
https://www.takamisawa-sekiyu.info/recruit
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〒386-0152
長野県上田市大屋243
株式会社 高見澤 エネルギーセグメント(上田事務所)
0268-35-1200
採用担当:平石(ヒライシ)・堀内(ホリウチ)

