奥深い塗装の世界で、生涯誇れる技術を手に。ものづくり大国・日本を支える「職人をつくる会社」|宮澤塗装工業株式会社

「職人」とは、自ら身につけた熟練技術を職業にしている人。

技術を身につけるために、根気強く取り組む職人の姿には、心を打たれるものがあります。

今回紹介するのは、住宅や学校などの建物、橋や歩道橋などの土木構造物を守り・彩る「塗装職人」。

目に見えない下地から目に見える表面までトータルに仕上げていく、匠の技が光る仕事です。

創業から68年の歴史を誇る「宮澤塗装工業株式会社」は、長野県長野市・須坂市を中心に塗装工事や防水工事を手掛ける会社。

高い技術力と細やかな対応が評価され、個人のお客様はもちろん、企業や官公庁といったお客様からも数多くの依頼が寄せられています。

「塗装と言っても、単に壁や屋根を塗るだけではありません。施工する建物によって最適な塗料や方法が異なるんです。あと、気候の特徴にも注意を払う必要があります」

そう話すのは、代表取締役社長の宮澤度さん。

「暑すぎると塗膜に泡が発生したり、寒すぎると塗料が乾かなかったり。特に長野県は寒暖差が激しいですからね。その中で培ってきた技術や知識、気候に特化した塗装ノウハウを持っていることは当社の強みです」

塗装職人の募集にあたって、経験・資格・学歴は一切不問。

コツコツ、地道に、真面目に取り組める方なら、成長が早いそうです。

「未経験の方でも問題ありません。経験豊富な先輩が、道具の名前や使い方などを丁寧に教えます。全国建築塗装技能競技大会の長野県代表も在籍しているんですよ」

ふと周りに目をやると、社内の壁を埋め尽くすかのように、賞状や合格証書がズラリと並んでいた。

― 賞状の数がすごいですね。

「仕事を行う上で、建築塗装技能士という国家資格が必要になるので、まずはその取得を目指していただきます。もちろん費用はすべて会社負担。他にも取りたい資格があれば積極的に応援しています」

有機溶剤作業主任者や高所作業運転資格など、作業に必要な資格はもちろんのこと、建築や土木の施工管理技士の資格を持っている社員もいるため、塗装工事だけでなく、建築工事に精通している点も強みの一つだという。

また、一人ひとりがモチベーション高く仕事に取り組めるよう、待遇面にも力を入れているとのこと。

どんな手当や制度があるのか、取締役常務の宮澤信行さんに伺いました。

「当たり前ではありますが、残業代は全額支給。休日出勤した際は休日出勤手当を給与にプラス。働いたら働いた分だけ、収入としてしっかり還元されます。後は、最近インフラ支給制度ができました」

― インフラ支給制度とはどんな内容なんでしょうか。

「電気代やガス代が値上がりしているので、給与とは別に毎月5000円を支給しています。社員には仕事や自己研鑽に励んでもらいたいので、生活面の不安を少しでも取り除ければと思い導入しました」

不安定な世の中で、こうした制度があるのはありがたい。

導入の背景には、会社の安定基盤もあるかもしれないが、”社員を大切にしたい”という強い思いを感じました。

続いて、仕事の魅力を知るために、現場を訪ねてお話を伺ってきました。

前職は大工で、イチから塗装の仕事を学んだという、4年目の宮下賢人さん。

― ご入社のきっかけは?

「塗装の技術がすごいと地元で有名な会社だったので、前々から知ってはいたんですが。知人から良い会社だよって紹介されて、働いてみたいなと思ったんです」

入社される方のほとんどは社員からの紹介。

社員が自信を持って紹介できるのは、仕事内容だけでなく、働きやすさや待遇にも満足しているからなのでしょう。

― 仕事はどのように覚えていきましたか?

「先輩と一緒に現場へ行って、アシスタント業務からスタート。簡単な作業から徐々にステップアップしていきました。つきっきりで教えてもらえたので、分からないこともすぐに聞けて、1年ぐらいで全体の流れを把握できるようになったと思います」

直行直帰はなく、会社で朝礼をしてから現場に向かい、暗くなる前に作業を終えて帰社。

9割以上が長野市・須坂市の案件で、会社から30分圏内の現場がほとんどだそうです。

ここで宮下さんに具体的な仕事内容を聞いてみました。

「塗装って、ハケやローラーで塗料を塗るだけの仕事ではないんです。塗る前に施工箇所を洗浄して、凸凹しているところを補修して、他の場所に塗料が付かないように養生をして。きちんと準備を整えてから塗装に入ります」

塗るのも1回だけではなく、下塗り・中塗り・上塗りと3回に分けて丁寧に塗り重ねていくという。

作業を終えたら、お客様に確認いただいて、OKとなれば終了。

工期は規模によって異なり、住宅だと2~3週間程、大きい建物だと1ヶ月程だそうです。

― 仕事のどんなところにやりがいを感じていますか?

「やっぱり、お客さんに喜んでもらえたときですね。塗装で建物がきれいになって、お客さんが笑顔になると嬉しく思います。自分の技術が人の役に立った、一生懸命身につけて良かったなと」

最初はダレやムラに悩むこともあるけれど、経験を重ねていくことで均等に塗れるようになるそうです。

思い通りに仕上がったときは、大きな達成感や手応えを味わえるんだとか。

最後に、職場のメンバーについて伺いました。

「職人というと頑固で気難しい人を想像するかもしれませんが、そういった人は一人もいません。優しくて面倒見がよく、気さくな先輩ばかりです。失敗しても先輩が必ずフォローしてくれるので、安心して飛び込んできてください」

社屋の右側にあるのは、”塗装名人”の文字。

「先人の匠の技と精神を受け継ぎ、それを次世代に継承していきたい、という想いから名付けました。今後も社員の育成に力を入れ、”職人をつくる会社”を目指していきます」という代表の宮澤さんの言葉が印象的でした。

高い技術を身につけたい、一生ものの資格を取りたい、のめり込める仕事がしたい。

そんな想いをお持ちの方。

塗装の奥深い世界を、一度覗いてみてはいかがでしょうか?


宮澤塗装工業株式会社

募集職種
塗装職人

雇用形態
正社員

給与
月給18万円~
※経験・スキル等を考慮の上、決定します。

昇給
年1回

賞与
年2回

待遇・福利厚生
社会保険完備
通勤手当
時間外手当
休日出勤手当
資格手当
現場管理手当
退職金制度
資格取得支援制度
中型免許取得支援制度
インフラ支給制度
社員旅行(2年に1回)
※費用は全額会社負担
社内ゴルフコンペ(年3回)

勤務地
長野県長野市若穂綿内1136-10
※マイカー通勤OK

勤務時間
8:00~17:00(休憩60分)

休日休暇
隔週休2日制(隔土・日)
GW・お盆・年末年始
有給休暇(10日~)

仕事内容
塗装作業における洗浄や下地処理、養生、
下塗り・中塗り・上塗り、検査など
住宅の外壁塗装・屋根塗装のほか、雨漏り修理、
橋梁塗装、家具塗装といった幅広い案件に挑戦可能です。

未経験スタートの社員が多数!
イチから学べる教育体制を整えています。

応募条件
普通自動車免許
中型免許をお持ちの方は優遇

求める人物像
手に職をつけたい方
コツコツと前向きに取り組める方
チームワークを大切にできる方

募集期間
2024年2月28日~2024年5月27日
※募集人数に達した時点で終了とさせていただきます。

採用予定人数
3名

採用プロセス
ご応募・お問い合わせ

書類選考

面接(1回)

内定 
※試用期間3~6ヶ月

https://www.3830.co.jp/

<お電話でご応募・お問い合わせの場合>
026-282-2410
採用担当:宮澤
※お電話口で「ながの仕事物語を見て」とお伝えください。

<履歴書・職務経歴書を直接郵送いただく場合>
〒381-0101
長野県長野市若穂綿内1136-10
宮澤塗装工業株式会社
採用担当:宮澤宛
※特記事項に「ながの仕事物語を見て」とご記載ください。

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