地域の暮らしを、未来へつなぐ。いい仕事は、人を大切にすることから始まる。|株式会社喜久屋商会

夏の現場に、小さな冷蔵庫が置かれている。中には、よく冷えたスポーツドリンクやお茶。

「自由に飲んでいいんですよ」

聞けば、近くに電源がない現場では、発電機まで持ち込んで冷蔵庫を動かしているんだとか。

暑い現場で働く人たちが、少しでも快適に働けるように。そんな思いから始まった取り組みだそう。

ほかにも、鬼無里で採れた野菜が配られたり、きゅうりの浅漬けが現場に届いたり。

「現場の様子や社員の声を聞きながら、『こうしたほうが働きやすいよね』を一つずつ形にしてきました。制度をつくったというより、必要なものを増やしてきたという感じですね」

そう話すのは、株式会社喜久屋商会の代表取締役・原山大輔さん。

長野市鬼無里に本社を構える「喜久屋商会」は、道路工事や水道工事を中心に、地域のインフラを支えている建設会社です。

今回募集するのは、土木施工管理と現場作業スタッフの2職種。どちらも未経験からの挑戦を歓迎しています。

目次

長野県|土木施工管理・現場作業スタッフ|社員を「家族」のように想う会社

インタビュー:代表取締役・原山さん

長野駅から車で約10分。取材で訪れたのは、長野市吉田にある長野事業所。

柔らかな笑顔で迎えてくれたのは、喜久屋商会の3代目・原山大輔さん。

「もともとは、砕石業から始まった会社なんです」

石を砕き、建設資材として供給する仕事から始まり、先代の頃から土木工事にも取り組むようになったといいます。

大きな転機になったのは、鬼無里村と長野市の合併。

「合併をきっかけに、長野市内にも事業所を構えることになりました。長野市から仕事を受けるようになって、それを機に水道工事にも挑戦するようになったんです」

そうして会社としてできることを一つずつ増やし、今では公共工事を中心に、道路や水道、除雪など幅広い仕事を手がけるようになりました。

なかでも、水道工事は喜久屋商会の強みの一つになっているそう。

「水道工事って、できる会社がそこまで多くないんです。土木工事に比べると入札に参加する会社も限られるので。だったら、道路も水道も両方できる会社になったほうが、仕事の幅は広がりますよね」

競争の激しい土木業界の中で、「自分たちの力をどこで活かせるか」を考えながら、新しい領域へ少しずつ挑戦してきたと言います。

道路だけでなく、水道も。地域に必要とされる仕事を一つずつ増やしてきたことが、今の喜久屋商会の強みになっています。

ただ、原山さんが大切にしているのは、仕事を取ることだけではありません。

「公共工事では、工事の仕上がりや現場の安全管理はもちろん、工期を守れているか、提出する書類がきちんとつくられているかという仕事の一つひとつも評価されます。だから、現場だけちゃんとやればいいという話ではなく、最後の書類まで含めてきちんと仕事をする。そこを大切にしています」

目に見える道路や水道だけではなく、目に見えない仕事にも手を抜かない。その積み重ねが、次の仕事につながっていると言います。

「当社が保有する社用車や重機は、あわせておよそ90台。自分たちで機械を持っているので、困っているところがあれば、すぐに行ける。それも、うちの役割だと思っています」

令和元年の台風19号で大きな被害が出た際にも、いち早く現場へ向かい、復旧作業にあたったそう。

地域の道路をつくり、水道を通し、雪が降れば除雪をする。災害が起きれば、復旧に向かう。

そうした仕事の一つひとつが、地域で暮らす人たちの安心・安全な日常につながっているのだと感じました。

インタビュー:土木施工管理・木下さん

次にお話を伺ったのは、2025年11月に入社した土木施工管理の木下さん。

お土産品の営業から、水中ポンプを扱う会社へ転職。仕事を続けるなかで、「もっとインフラに直接関わる仕事をしてみたい」と考えるようになったと言います。

「求人サイトで喜久屋商会を見つけて、なんとなく気になったのでInstagramも見てみました。いい会社っぽいなと思ったのが第一印象です。面接はすごく緊張したんですが、みなさん話しやすくて。ここなら大丈夫かもしれないと思いました」

とはいえ、建設業は未経験。入社してみると、知らない言葉ばかりだったそう。

「専門用語も分からないし、材料の名前も分からない。最初は本当に何も分からなかったですね。でも、先輩がマンツーマンでついてくれたので、聞きやすかったです。分からないことを、そのままにしなくていい環境だったのは助かりました」

現在は、長野市内の幹線道路工事を担当している木下さん。

朝は現場へ直行。その日の作業内容を確認し、職人さんたちと打ち合わせをする。交通規制を始め、作業が進んでいけば、施工状況や安全面を確認するといった流れ。

木下さんが現場で、一番大切にしていることは何だろう。

「まずは安全ですね。あとは、職人さんが仕事をしやすいように、前もって準備しておくことを意識しています。最初は、職人さんって怖いのかなと思っていましたけど、全然そんなことなくて。みなさん可愛がってくれます」

今では、少しずつ現場の流れが分かるようになり、専門用語も聞き取れるように。

そして、1級土木施工管理技士補の試験にも合格しました。

「前よりも、現場で何をやっているのか分かるようになってきました。それが一番、成長を感じるところですね。一人前になるまでには、3年くらいは必要だと思いますが、焦ってはいません。今は一つでも多くのことを吸収する時期。次は舗装や管工事に関する資格も取得したいです」

前職の営業と比べて、仕事の感じ方も変わったそう。

「営業をしていたときは、売上の数字は残るんですけど、形として残るものはなかったんです。今の仕事では道路が残る。水道が残る。自分たちが携わった場所を、何年後でも見ることができる。現場を通ったときに、『ここ、自分もやったんだよ』って言えるんですよね。それは、この仕事のおもしろさだと思います」

仕事は17時ごろに終わり、現場からそのまま帰る日も多いと言います。自分の時間を確保できるので、資格の勉強をしたり、お酒を飲んだりしながら過ごしているんだとか。

最後に、応募を考えている方へのメッセージをいただきました。

「未経験でも、ちゃんと教えてもらえます。やる気があれば大丈夫だと思いますよ」

そう話す木下さん自身が、その言葉の証明になっているように感じました。

今回募集しているもう一つの職種が、現場作業スタッフ。

施工管理が現場全体を調整する仕事だとすれば、こちらは実際に現場で手を動かし、工事を進めていく仕事です。

道路工事。水道管の布設。重機を使った掘削。資材の運搬。さまざまな作業を、チームで進めていきます。

地面を掘り、水道管をつなぎ、道路をつくっていく。昨日まで工事中だった場所が、少しずつ形になり、やがて地域の人たちが使う道路や水道になっていく。

その過程を一番近くで見られるのが、現場作業スタッフの仕事です。

入社時点で、すべての作業ができる必要はありません。まずは先輩と一緒に現場へ入り、できる仕事から一つずつ覚えていくとのことです。

そして、入社時にすべての資格を持っている必要もありません。

仕事を覚えていくなかで必要になった資格を取得し、それに合わせてできる仕事を増やしていく。そんな成長を、会社も後押ししています。

中型自動車免許や大型自動車免許、車両系建設機械、玉掛けなど、仕事の幅が広がるほど必要な資格も増えていきますが、その取得費用は会社が支援。

受験料や講習費だけでなく、会場までの交通費も会社が負担しています。

「資格を取れば、任せてもらえる仕事も増えます。また、難関資格の取得や工事で高い評価を受けた際には、報奨金を支給しているので、給与アップにもつながるんですよ」

主な拠点は、鬼無里の本社。一方、土木施工管理は長野事業所を中心に勤務とのこと。勤務地については、本人の希望や住んでいる場所も踏まえて相談できます。

会社としては、長い目で人を育てているという原山さん。どんな人と働きたいですかと聞くと、答えはとてもシンプルでした。

「知識や経験より、素直な人に来てほしいですね。建設業の経験がなくてもいい。資格がなくても、これから取ればいい。大切なのは、分からないことを『分からない』と言えること。そして、教えてもらったことを一度やってみること。待っているだけだと、なかなか難しいかもしれません。現場では自分から聞きにいくことも必要なので」

現場では、施工管理も作業スタッフも、一人だけでは仕事ができない。

職人さんと話したり、先輩に相談したり、周囲と声を掛け合ったり。だからこそ、技術以前に、人と関わる姿勢が大切になると言います。

経験がなくても、聞きながら覚えていく。資格が必要になれば、会社の支援を受けながら取得していく。

そのうえで大切なのが、分からないことを素直に聞けること。

喜久屋商会が未経験者を迎えられるのは、教える環境と学ぼうとする人を受け入れる土壌の両方があるからなのだと思いました。

喜久屋商会のことを聞いていると、福利厚生の話だけでは説明しきれない働きやすさが見えてきます。

たとえば、家庭のこと。

「子どもの体調が悪ければ病院へ付き添ったり、授業参観があれば少し早く仕事を切り上げたり。短時間の有給休暇を活用しながら、そういったことに柔軟に対応しています。社員のみんなには、家庭の時間も大切にしてほしいですからね」

一人ひとりが働きやすいよう、その時々で必要なことを形にしてきたと話す原山さん。

また、遠方から長野へ移り住む人への支援もあるとのこと。

本社や長野事業所から一定の距離以上離れた場所に住む人を対象に家賃補助を用意。

鬼無里には庭やガレージを備えた5LDKの一軒家があり、自然に囲まれた里山暮らしを始めることもできるんだとか。

一方、長野事業所の近くには、家賃3~5万円の社宅があるため、U・Iターンを考えている人にとっても、新しい暮らしを始める際の心強い選択肢になりそうです。

そして印象的だったのは、「紹介」で入社する人が少なくないこと。

「当社の社員は、親子や兄弟、友人同士などが多くて。『うちに来ない?』と誘って入社しています。自分が働いている会社を、大切な人にも勧めたいと思ってもらえるのは嬉しいですね」

自分が毎日働いている場所に、家族や友人を誘う。

それは、会社案内に並ぶ制度や数字とはまた違ったところから、この会社の働きやすさを教えてくれているように思いました。

「ここなら長く働けそう」と思える理由は、そんな日々の小さな積み重ねのなかにあるのかもしれません。

「建設業は、これから大きく変わっていくと思います。ICT施工やAI、DX。人手不足が続く建設業界だからこそ、新しい技術をどう取り入れていくかは、これまで以上に重要。10年後に花開くように、今から準備していきたいですね」

すでにICTに対応した重機も導入し、現場の効率化にも取り組み始めているという原山さん。

「ただ、新しい技術だけでは会社は成り立ちません。機械が進化しても、それを使うのは人です。だから、人を育てることも同じくらい大切だと思っています」

新しい技術を取り入れながら、その技術を使う人も育てていく。

どちらか一方ではなく、その両方を少しずつ積み重ねながら、10年先の喜久屋商会をつくろうとしています。

最後に、どんな会社であり続けたいかを聞いてみました。

「社員が長く働ける会社でありたいですね。地域の暮らしを支える仕事は、働く人がいてこそ成り立ちます。だからこそ、社員が安心して働き続けられる環境をつくることが、地域への貢献にもつながると思うんです」

ここで、冒頭の冷蔵庫の話を思い出しました。

暑いから、冷たい飲み物を用意する。
家庭の予定があれば、そちらも大切にできるようにする。
資格が必要になれば、会社がその挑戦を支える。

一つひとつは、決して大げさなことではありません。けれど、その根っこにはいつも、「働く人を大切にしたい」という同じ考え方があります。

道路や水道は、完成したあとも何十年と地域に残っていく。

そして、その仕事をつくる人もまた、この会社で少しずつ経験を重ねていく。

はじめは、専門用語も分からなくていい。分からないことを聞いて、できることを一つずつ増やしていけばいい。

何年か経って、家族や友人と車で走っているときに、「ここ、自分がやった現場なんだよ」と話せる場所が、長野のまちに少しずつ増えていく。

人を大切にしながら、人を育てる。その先に、地域に残る仕事がある。

喜久屋商会で働くというのは、そんな仕事を一つずつ自分のものにしていくことなのかもしれません。

ながの仕事物語編集部より

今回の取材で特に印象に残ったのは、会長や社長が社員一人ひとりを、まるで自分の子どもや孫のように大切に想っていること。

「どうしたら社員が安心して働けるか」「気持ちよく仕事を続けてもらうにはどうしたらいいか」――そんな想いから、働きやすさにつながる制度や環境づくりにも、さまざまな配慮がされています。

充実した福利厚生や社員想いの制度が整っているのも、単に「福利厚生が充実している会社」だからではなく、社員を大切にする気持ちが形になったものなのだと感じました。

安定して働ける安心感と、社員同士の温かなつながり。そして、経営陣から社員へ向けられる家族のような愛情。

取材を終えて感じたのは、ここで大切にされているのは、仕事だけではなく、そこで働く一人ひとりの人生なのかもしれない、ということでした。


株式会社喜久屋商会 募集要項

募集職種

(1)土木施工管理
(2)現場作業スタッフ

雇用形態・給与

雇用形態
正社員(試用期間3カ月)

給与
(1)土木施工管理
 未経験者:月給24万円~+諸手当+賞与3回
  経験者:月給28万円~+諸手当+賞与3回
 ※経験・保有資格・能力等を考慮の上、優遇します。
(2)現場作業スタッフ
 未経験者:月給24万円~+諸手当+賞与3回
  経験者:月給28万円~+諸手当+賞与3回
 ※経験・保有資格・能力等を考慮の上、優遇します。

★経験・資格を給与にしっかり反映します!
★未経験・無資格からのスタートも歓迎します!
建設業に必要な資格をお持ちの方や、実務経験のある方は給与面で優遇します。
また、資格取得を目指す方も支援します。

昇給
年1回

賞与
年3回(4月、8月、12月)
※前年度実績15万円~75万円

待遇・福利厚生

社会保険完備
通勤手当(上限1万2000円/月)
資格手当(1級土木施工管理技士 1万円/月、2級土木施工管理技士 5000円/月)
夜間勤務手当(3万円/月 ※夜間勤務従事者に支給)
住宅手当(3万円/月 ※支給条件あり)
退職金制度
再雇用制度(70歳まで)
資格取得支援制度(取得費用や旅費は全額会社負担)
難関資格取得時に報奨金支給(5万円~10万円)
工事評点毎に報奨金支給(3万円~20万円)
優良表彰受賞時に報奨金支給(20万円)
制服&防寒ウェア等支給
社用車貸与(試用期間終了後)
野菜支給
無料駐車場完備

★自社保有アパート・一軒家あり
社員の住居について、会社保有物件への入居制度を設けています。
※入居条件、費用等については会社規定によります

勤務地・勤務時間・休日休暇

勤務地
(1)
長野事業所/長野県長野市大字吉田5-26-40
(2)
本社/長野県長野市鬼無里10367

勤務時間
8:00~17:00(実働8時間)
※残業月10時間程度

休日休暇
年間休日118日
週休2日制(土・日・祝日)
夏季休暇
年末年始休暇
年次有給休暇
※年間休日には夏季休暇・年末年始休暇等の会社規定休日を含みます

仕事内容

(1)土木施工管理
官公庁を中心とした道路工事や水道工事などの現場管理をお任せします。
現場スタッフへの指示や工程・安全・品質管理、役所との打ち合わせ、書類作成、CADを使用した図面作成など、工事全体を管理していただきます。
未経験の方は先輩社員と一緒に現場を経験しながら、少しずつ仕事を覚えていきます。
★現場への直行直帰あり

(2)現場作業スタッフ
道路工事や水道工事などの公共工事を中心に、重機の操作や資材の運搬、掘削・埋戻し作業などの現場作業をお任せします。
未経験の方は道具の使い方や作業の流れから丁寧にお教えします。
資格取得支援制度を活用しながら、重機オペレーターや施工管理技士などへのステップアップも目指せます。

応募条件・求める人物像

応募条件
普通自動車運転免許(AT限定可)
学歴不問
未経験歓迎
第二新卒歓迎

★1級・2級土木施工管理技士、CADの使用経験、中型・大型自動車免許、土木工事・建設現場での作業経験がある方は歓迎

求める人物像
新しいことにも前向きに挑戦できる方
分からないことを素直に質問できる方
コミュニケーションを大切にできる方
チームワークを大切にできる方
手に職をつけて長く働きたい方
地域に残る仕事にやりがいを感じられる方

採用プロセス

募集期間
2026年11月4日~随時
※募集人数に達した時点で終了とさせていただきます。

採用予定人数
各職種若干名

採用プロセス
ご応募・お問い合わせ
↓
書類選考
↓
面接(1回)
※県外・市外からのご応募いただく方や来社が難しい場合はWEB面接も可能です。
↓
内定
※試用期間3カ月

https://kikuyashoukai.com
会社情報もぜひご覧ください!

https://www.instagram.com/kikuya.10367
Instagramはこちら

企業情報・お問い合わせ

〒381-0043
長野県長野市大字吉田5-26-40
026-214-6170
採用担当:原山(ハラヤマ)

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