技術の進歩によって、現代には便利なものが溢れています。
その中でも、”ある”ことで生活が大きく変化するものが「車」ではないでしょうか。
車があれば、行きたい場所にさっと行ける。重い荷物もラクラク運べる。子どもの送り迎えができる。大人数でまとまって移動できる。
さらには、旅行・ドライブ・デート…といった思い出づくりにおいても、大きな役割を果たしてくれるでしょう。
今回紹介するのは、そんな”車のある豊かな生活”を提案・サポートしている会社です。
2006年、ホンダは「プリモ」「クリオ」「ベルノ」の3つの販売チャネルを統合し、ディーラー屋号を「Honda Cars(ホンダカーズ)」に変更。
お客様にとって分かりやすい販売網を構築し、全ディーラーで全てのホンダ車を購入できる利便性を高め、同一ディーラーからの継続的な営業・サービスを提供する、という顧客満足度の向上を図ることが目的でした。
そして、翌年の2007年。長野県でもホンダディーラー5社が統合し、「株式会社ホンダカーズしなの」が誕生しました。
2009年には「株式会社ホンダカーズ松本東」、2011年には「株式会社ホンダカーズ長野東」の2つのグループ会社を設立し、より強固な経営基盤を確立。
2013年からは店舗拡大&強化にも積極的に取り組み、上田市2店舗・長野市1店舗の新規出店や2店舗の建て替えを実施しました。
現在は東北信エリアに14店舗(新車拠点13・中古車拠点1)を展開。年間売上高約76億円を誇るなど、県内トップクラスのホンダディーラーとして着実な成長を続けています。
取材に訪れたのは、ホンダカーズしなの上田秋和店。
国道18号線を上田駅方面に進み、「下秋和」の交差点に差し掛かると、ホンダのロゴマークが目に飛び込んできました。
駐車場に車を停めて、最初にご対面したのは6代目・ステップワゴン。子育て世代を中心に、幅広い層から人気を集めているミニバンです。
そのスタイリッシュなフォルムを眺めながら店内に入ると、スタッフのみなさんが笑顔で迎えてくれました。
現在募集しているのは、新車・中古車の提案を行う「営業」、車の点検・整備・修理を行う「サービススタッフ」、来客・問い合わせ対応を行う「カスタマーアテンダント」の3職種。
今後も地域に密着したきめ細やかなサービスを続けていくために、各職種で増員を図るとのことです。
はじめにお話を伺ったのは、入社10年目となる営業・店長代行の西村慎太郎さん。
「車が好きで、車に携わる仕事をしたいなぁと思っていました。そんな時に当社の求人を見つけて。家族がホンダ車に乗っていたので親近感もあり、運命のようなものを感じました」
営業としての西村さんの仕事はお客様と会話をすることからはじまる。
どんなライフスタイルなのか、どんなふうに車を使うのかなどをヒアリングし、そのお客様にぴったり合う車を提案。
ときには車に関係のない話もしながら、少しずつお客様との距離を縮めていくのだという。
「一番最初に販売した車はステップワゴンでした。今でもその時のことを覚えています。入社したばかりで、車のことも契約のことも知識不足。先輩が最初から最後まで優しくサポートしてくれました。自分にできることといえば、お客様と話すこと。年代も近かったので、いろんな話をして関係を築いていきました」
それからコツコツと経験を積み重ね、今では担当するお客様が600名以上に。
お客様から新たなお客様を紹介いただくことも多く、長く続けるほど人と人の輪が広がっていくのだとか。
「営業というと、数字を追いながらものを売るというイメージを持つ方もいるかもしれません。確かに、お店の売上をつくる役割もあり、目標販売台数もあるので、車の提案・販売がメインにはなります。ですが、売るだけではない、売って終わりではないのがこの仕事の魅力なんです」
”カーライフプランナー”として、定期点検や車検のご案内、保険の更新など、お客様が快適なカーライフを送れるようにサポートすることも大切な仕事だという西村さん。
だからこそ、お客様が車を楽しんでいる様子を見たときや、生活が豊かになっているのを知ったときは大きなやりがいを感じるそうです。
「最初は数字のプレッシャーを感じることもありましたが、今はお客様と話すことを楽しみながら、のびのびと仕事に取り組んでいます。今後も車を持つ歓びや楽しさを多くの人に伝えていけたらと思います」
最後に、西村さんが好きなホンダ車を聞いてみました。
「2シーターオープンカーのS2000です。エンジンも走行性能もスタイリングも、ホンダらしさが詰まっていると思います。オープンにしたときの爽快感も最高です」
次にお話を伺ったのは、入社2年目となるサービススタッフの寺崎直樹さん。
前職は運送業で、子どもが生まれたことをきっかけに東京から長野へIターン。
「妻が長野出身で、長野だったら落ち着いて子育てが出来そうだなと思い、転職を決意しました。専門学校で取得した二級自動車整備士の資格を活かせて、安心して働ける環境や待遇があるところを探していたときに当社と出会ったんです」
充実した手当&福利厚生に加え、残業月15時間程度で、夏季や年末年始には長期休暇があるなど、ここなら家族との時間をしっかり確保できそうだと感じた寺崎さん。
また、業務ごとに担当レーンが設けられていたり、リフトごとに時間管理が徹底されていたり、一人に負担が偏らないように配慮されているところも魅力だったとか。
こうした働きやすい環境が整っているのも、技術者を大切にするホンダの企業風土があるからなのでしょう。
「入社後は先輩のOJTで仕事を覚えていきました。いろいろな作業を見ながら、分からないことをその都度質問・解決していくので、スピード感を持って成長できるんです」
1日に担当する台数は5~7台。車検や点検、修理、オイル交換、カー用品の取付など、日によって内容はさまざまだという。
「安心・安全に車を乗っていただくために整備をするのが、私たちの使命。なので、仕事では集中力を大切にしています。お客様の大切な車を不注意で傷つけないようにすることと、ネジ1本の締め忘れがトラブルにつながりかねないので、不備がないよう確認作業も徹底しているんです」
業務が立て込んでいるときはお互いに協力し合い、声を掛け合って作業を進めていく。そんな抜群のチームプレーは取材中にも見ることができました。
「今後の目標は難しい整備にもチャレンジして、自分のスキルを磨いていくこと。成長意欲があって、切磋琢磨できる方と一緒に働きたいですね。後、当社は本人の希望以外でのジョブチェンジがないので、ずっと整備士を続けたい方にも最適な環境だと思います」
最後に、寺崎さんにも好きなホンダ車を聞いてみました。
「スポーツカーのシビックタイプRですね。長野はドライブスポットがたくさんあるので、ハンドリングもフットワークも良いシビックタイプRなら、楽しく走れると思います。でも最近はコンパクトミニバンのフリードも気になるところ…。ファミリーカーに欲しい1台です(笑)」
ホンダカーズしなの上田秋和店から移動して、次に訪れたのは佐久市の幹線道路・国道141号線沿いにあるホンダカーズしなの佐久中込店。
入社3年目となるカスタマーアテンダントの小泉華子さんにお話を伺いました。
「友達と合同説明会に参加したときに、当社のカスタマーアテンダントという仕事を知りました。学校で学んだ事務の知識やPCスキルを活かせることと、ショールームに来場された全てのお客様を接客できることに魅力を感じて、入社を決めたんです」
小泉さんの主な仕事内容は、お客様のお出迎えから問い合わせ対応、経理業務、車両登録、自動車保険関連の事務業務など。
このほか、店内の飾り付けやPOPの作成、キッズスペースの見直し、アメニティグッズの選定といった店舗プロデューサーのような役割も担っているという。
「当店にいらっしゃるお客様はファミリーから高齢の方まで幅広く、土日には1日20~30人程を接客します。営業職のように担当のお客様がいないからこそ、店内全体を見渡すことが大切。困っている方がいないか、気持ちよく利用してもらえているか、常に気を配るように心掛けています」
また、お客様だけでなく一緒に働くスタッフのサポートもカスタマーアテンダントの重要な仕事だという小泉さん。
営業が忙しいときには、代わりに受付やご案内なども行うのだとか。
そんな話を聞いていると、お店にとってカスタマーアテンダントは、あらゆることをスムーズに進める”潤滑油”的な存在なんだと感じました。
「この間、遠方でバッテリーが上がってしまったお客様がいまして。ご加入いただいているプランのロードサービスが無料で使えることをお伝えしたら、とても感謝されたんです。お客様のお役に立てたこともトラブルを解決できたことも嬉しかったですし、頼られたり感謝されたりすることが仕事のやりがいになっているんだと実感しました」
小泉さんの今後の目標は、誰からも頼られて、何でも相談してもらえるような存在になること。
そのためにも、笑顔を絶やさず、明るく前向きに仕事に取り組んでいきたいという。
「私の好きなホンダ車はSUVのヴェゼルです。高級感のあるシンプルなデザインで、長距離でも疲れにくい安定した走りが魅力。男性はもちろん、女性からも人気があり、いつか乗ってみたい憧れの車です」
ちなみにホンダカーズしなのでは、年に2回、ショールームのディスプレイコンテストが開催される。
優勝したお店には賞金があるそうで、スタッフ全員でお客様に喜ばれそうな飾り付けやコーナーを考えるのだとか。
この話を聞く前にトイレをお借りしましたが、あらゆるサイズが揃ったオムツやオムツ交換台、オムツ用ゴミ箱、綿棒、ウェットシート…といったグッズが完備されていることに、衝撃と感動を受けました。
最後に、人財育成課・課長の住吉和也さんから、働き方や求める人物像についてお話を伺いました。
「社員が気持ちよく働けていることが、お客様の満足度アップにつながっていくと考え、給与や休日の見直しを図っています。一昨年には給与ベースをアップしましたが、来年は完全週休2日制を目指す予定です。しっかり休んでしっかり働く、そんなオン・オフのメリハリつけた働き方を大切にしています」
ムダな残業はしない、有給休暇の取得を推奨するなど、ワークライフバランスの整った職場づくりに注力するほか、営業以外の職種にもインセンティブを設定。
実績や達成度といった数字で公平な評価が行われているため、社員のモチベーションアップにもつながっているそうです。
「当社が目指しているのは、全員で考え、全員で創る、夢と誇りの持てる健全な会社。お客様に喜んでいただくために何ができるかを、スタッフ一丸となって考え、意見を出し合い、実行する。また、経営の安定だけでなく、仕事を通して1人ひとりが成長して輝ける場所になることが目標です」
「人と接するのが好きな方はもちろん、チャレンジ精神旺盛な方、お客様にも社内にも感謝を忘れず伝えられる方。そんな方と一緒に働きたいなと思います。本格的な成長期に突入する当社のこれからを盛り上げ、牽引していってください」
自分もプライベートも大切にしながら、長野県の豊かなカーライフを支える。
そんな働き方に魅力を感じたなら、ぜひ一度ホンダカーズしなののお店を訪ねてみてください。
株式会社ホンダカーズしなの
募集職種
(1)営業
(2)サービススタッフ
(3)カスタマーアテンダント
雇用形態
正社員
給与
(1)月給20万円~24万円(一律営業手当5万円含む)
(2)月給18万円~22万円(一律調整手当2万円含む)
(3)月給15万円~19万円
※経験・資格・スキル等を考慮の上、決定します。
昇給
年1回
賞与
年2回(昨年度実績4.10ヶ月分)
待遇・福利厚生
社会保険完備
通勤手当(営業職を除く)
営業手当
扶養手当
時間外手当
子育て支援手当
資格手当
退職金制度(勤続3年以上)
全国ホンダ販売企業年金基金
厚生年金基金
営業車貸与(通勤利用可)
資格取得支援制度
インセンティブ旅行(国内・海外)
各種社内イベント
勤務地
(1)長野市・千曲市・中野市の各店舗
(2)長野市・千曲市・上田市・小諸市・佐久市・中野市の各店舗
(3)長野市、上田市、小諸市、佐久市の各店舗
※いずれもマイカー通勤OK(駐車場完備)
勤務時間
9:00~18:00(休憩75分)
※残業月5~20時間程度
休日休暇
週休2日制(原則火曜・水曜)
※会社カレンダーによる
年間休日108日
GW
夏季休暇
年末年始休暇
慶弔休暇
有給休暇(10日~)
産休・育休
仕事内容
(1)営業
新車・中古車・自動車保険の提案・販売、各種書類作成・申請、アフターフォローなど
(2)サービススタッフ
車検・点検、一般整備、メーカー保証修理、整備内容の説明、伝票作成など
(3)カスタマーアテンダント
来客・問い合わせ対応、自動車に関わる商品のご案内、簡単な経理業務、店舗の装飾など
応募条件
高卒以上
普通自動車免許
※AT限定の方はグループ内の自動車学校で限定解除が可能
(2)は自動車整備士2級以上
何らかの営業・接客経験、事務経験、自動車検査員資格、
低電圧取扱資格をお持ちの方は大歓迎!
求める人物像
人と接することが好きな方
クルマが好き・興味がある方
チームワークを大切にできる方
新しいことにも積極的に挑戦できる方
募集期間
2023年11月30日~
※募集人数に達した時点で終了とさせていただきます
採用予定人数
若干名
採用プロセス
ご応募・お問い合わせ
↓
書類選考
↓
適性検査
↓
面接
↓
内定
※試用期間3ヶ月
https://www.hondacars-shinano.co.jp/
<お電話でご応募・お問い合わせの場合>
026-243-1112
採用担当:住吉
※お電話口で「ながの仕事物語を見て」とお伝えください。
<履歴書・職務経歴書を直接郵送いただく場合>
〒381-0038
長野市東和田804-2
株式会社ホンダカーズしなの
人財育成課・住吉宛
※特記事項に「ながの仕事物語を見て」とご記載ください。