鋼材で街とモノを支え、人で会社をつくる。働く誇りと、やさしさが根づく職場。|長野鋼材株式会社

街をつくる建物も、道路を支える橋も、生活に欠かせない自動車も――その根っこには、必ず“鋼材”がある。

長野鋼材株式会社は、そんな社会の基盤を支える鋼材を扱う専門商社です。

長野県長野市に本社を構え、地域のモノづくりを支え続けてきました。

今回取材で訪れたのは、上田菅平インターから車で約7分のところにある「上田支店」。地域密着の現場で働く若手社員たちの姿と、会社の未来を見据える代表の想いを伺いました。

現在、長野鋼材では「営業・配送ドライバー・鋼材加工作業員」の3職種を募集していますが、いずれも未経験からの挑戦が可能。

実際に、今回登場する3名も異業種からの転職や新卒入社で、それぞれが自分らしい形で“鋼材の仕事”に向き合っています。

目次

長野県|営業・配送ドライバー・鋼材加工|社会の基盤を支える鋼材専門商社

インタビュー:代表取締役・竹下さん

まずは、代表取締役の竹下将司さんからお話を伺うことに。

「会社としての目標は変わらず、『地域一番手』になること。今後も“鋼材一本・一枚でもすぐに配達”を合言葉に、地域のお客様一人ひとりを第一に考える経営を続けていきます」

そう語る竹下さんの言葉からは、地域に根ざした企業としての誇りと責任が伝わってきた。

長野鋼材の強みは、小回りの利く対応力にある。

というのも、鋼材のような重量物は在庫の確保が難しく、どれだけ安定した販売先を持つかが会社の体力を左右するそう。

だからこそ、小ロット・短納期・自社配送という柔軟な体制を武器に、他社にはないスピードと安心感を提供。

その結果、現在も安定した受注を維持しているという。

「どうしたらお客様に喜ばれるか、地域の役に立てるか。社員みんなが同じ想いで仕事に取り組んでいるので、チームワークは抜群です。だからスムーズかつ迅速なお届けができています」

さらに竹下社長は、経営理念についてもこう続けた。

「これからも『安心をお届けし、社会に貢献し、未来を創造します。』という理念のもと、SDGsの推進とより良い社内文化を確立していきたい。社員一人ひとりが、家族や友人に誇れる会社にしていきたいと思います」

長野鋼材では、社員一人ひとりの成長を支えるための制度も整っている。

たとえば、免許・資格の取得支援制度は、業務に必要な中型免許をはじめ、クレーン・玉掛け・フォークリフトなどの資格は、すべて働きながら取得できるんだとか。

また、教習所の費用や受講料も会社が全額負担。未経験からでも安心して技術を身につけられる環境が整っている。

「社員一人ひとりが誇りを持って働けるように。会社では、人事評価制度やeラーニングを導入し、日々の頑張りを正当に評価しながら、成長をしっかりとサポートしています。目指しているのは、スキルだけでなく“人としての力”を高めていくこと。一人ひとりの人間力の向上が、やがて会社の未来、そして地域の未来へとつながっていきます。」

インタビュー:営業・栁澤さん(中途入社1年目)

次にお話を伺ったのは、2025年に中途入社した栁澤さん。

「もともとは公務員として働いていました。安定してはいたんですけど、どこか違和感もあって。やりがいや安心感とは別のところで、このままでいいのかなという気持ちがあったんです。それで、地元の上田市に戻って新しいスタートを切ろうと思いました」

そして転職活動中、思いがけない出会いがあったという。

「ブレイブウォリアーズの試合を観に行ったときに、スポンサーの一覧に『長野鋼材』の名前があったんです。聞いたことがない会社だったので、どんなところなんだろう?と気になりました。家に帰って調べてみたら、休みが多くて残業も少なくて、ワークライフバランスが整っているなぁと。それが応募のきっかけでしたね」

それからすぐに応募し、上田支店で面接が行なわれたそう。

「堅苦しさがまったくなくて驚きました。支店長と社長が同席されていたんですが、フラットに話を聞いてくれて、こちらの質問にも丁寧に答えてくれたんです。それで、ここなら安心して働けそうだなと感じました」

入社後は営業に配属された栁澤さん。通常は倉庫・配送からスタートすることがほとんどという中、営業事務の仕事から覚えていったという。

「電話対応や発注・手配、伝票発行などを担当していますが、先輩のアシスタントとして営業同行に行くこともあります。OJT期間中でも、実際の現場を見る機会があるのはありがたいですね」

そんな栁澤さんの一日の流れは、午前中に伝票処理や発注業務を行い、午後は電話対応や営業のフォロー。

忙しい日々の中で、“鋼材”という言葉の意味を少しずつ体感しているんだとか。

「鋼材って聞くと、大きなビルの骨組みみたいなものを思い浮かべるじゃないですか。でも実際は、小さな部品や細いパイプなど、想像以上に種類が多くて驚きました。お客様の現場を見ると、自分の仕事がどうつながっているのかがよくわかります」

仕事のやりがいを感じるのは、自分の仕事が社会の中で形になる瞬間。

「自分で発注したものが、建物になったり、モノづくりの部品になったりするんです。まだ現場で見る機会は少ないですけど、話を聞くだけでもワクワクします。この材料が街づくりやモノづくりを支えているんだと思うと、自分の仕事も世の中の役に立っているんだなって感じますね」

そんな栁澤さんが、日々の仕事で心がけているのは“明るさ”なんだとか。

「電話で話しているときって、相手の表情が見えないじゃないですか。だからこそ、声のトーンや話し方が大切だと思っています。どんなに忙しくても、暗い感じにならないように、明るく元気にがモットーです」

今後は、半年から一年ほどで配送部門に異動し、さらに鋼材の知識を深めていくそう。

「視野を広げて、周りを見ながら動ける人になりたい。いろんな部署を経験して、会社全体を支える存在になることが目標です」

最後に、これから入社される方へのメッセージをいただきました。

「先輩や上司がしっかりサポートしてくれる環境があるので大丈夫です。鋼材の知識がなくてもイチから覚えられるし、みんながフォローしてくれます。私も最初は『鋼材って何?』という状態でしたが、今では少しずつ分かるようになってきました。挑戦してみたいという気持ちがあれば、きっと大丈夫ですよ!」

鋼材の重みは、社会を支える確かな重み。その一端を担う日々は、静かだけれど確かに未来へとつながっている。

栁澤さんの言葉の端々には、“地元に戻って、ここで生きる”という誇りがにじんでいました。

インタビュー:倉庫/配送・石川さん(入社1年目)

「出社してからまず倉庫長から伝票を受け取るんです。そこには“どんな鋼材を、どのお客様に、どんな用途で届けるか”が書いてあります。その日がどんな一日になるか、伝票を見ればすぐにわかるんですよ」

そう話すのは、愛知県出身の石川さん。

普段は長野本社で勤務をしていますが、今回は、取材のために特別に上田支店まで足を運んでくださいました。

2025年4月に新卒で入社したばかりだが、すでにトラックに乗って毎日の配送をこなしているそう。

そして、石川さんにはもうひとつの顔がある。

長野県長野市をホームタウンとするプロフットサルチーム、「ボアルース長野」の現役選手でもあるのだ。

「長野鋼材はボアルースのスポンサー企業なんです。チームを通じて、働きながらフットサルを続けられる会社を紹介してもらって、3社の候補の中から長野鋼材を選びました。『フットサルも仕事も本気でやりたい』という希望を伝えたら、『うちは両立しやすい環境だよ』と言ってもらえたのが決め手でしたね」

入社後は、まず現場を知るために倉庫・配送部門に配属された。

「営業志望なんですが、最初の半年から一年は、鋼材の種類や加工の流れなどを学ぶ期間なんです。配送のときは、先輩が横に乗ってずっと教えてくれるので安心感があります。おかげで朝の積み込みからお客様への納品まで、一人でこなせるようになりました」

鋼材をトラックに積み込む作業は、見た目以上に神経を使うという。

「クレーンで吊るとき、材料が揺れてトラックにぶつかりそうになることもあるんです。近くに人がいるときは特に気をつけないといけない。それに、9メートルくらいの鋼材を積んで街中を走るときは本当に緊張します。でも、その緊張感がどこかフットサルと似てるんですよね。一瞬の判断で動かないといけない。集中力がすごく大事なんです」

真剣な眼差しで答えてくれていた石川さん。けれど、職場の雰囲気について尋ねると、表情がふっと和らいだ。

「倉庫の人たち、みんな面白いです。一回り年上の先輩も多いんですけど、“お兄ちゃん”というより“アニキ”って感じで。わからないことがあったらすぐに教えてくれるし、怒るというより一緒に考えてくれる。あとは週ごとに横に乗る先輩が変わるので、自然と全員と仲良くなれます」

配送・倉庫部門のチームワークの良さは、日々の仕事にも表れているそう。

トラックに鋼材を積み込むときは、誰がどの順番で作業をすれば効率がいいかを考え、声を掛け合いながら進めていくという。

「残業が少ないのもありがたいです。定時になったら、みんなタイムカードを切って帰るので、仕事が終わったらすぐに練習に行けるのも助かりますね」

そんな石川さんの今後の目標は、完全に独り立ちすること。

「まだ先輩が見てくれている状況なので、ひとりで積み込みから納品までできるようになりたいです。それに、フットサルも今年は大切なシーズン。今は一番上のリーグに所属しているので、まずは残留が目標です。そして、お客様全員に試合を観に来てもらえるような選手になりたいです」

最後に、これから入社される方へのメッセージをいただきました。

「入社してから資格や免許も取れますし、40キロくらいのものも機械を使わず持てるようになります(笑)。社会の土台を支える仕事なので、“人の役に立ちたい”という気持ちがある方にはピッタリだと思います。きっとやりがいを感じられるはずです!」

フットサルのコートでも、配送の現場でも。いつだって石川さんの表情は真剣だ。

「チームを支える」ことも、「社会を支える」ことも、根っこは同じ。

そのまっすぐな姿勢が、仕事にもスポーツにも通じているように感じました。

インタビュー:営業事務・小出さん(中途入社2年目)

「前職は栄養士でした。まったく違う仕事ですよね」

そう笑うのは、2024年10月に入社した小出さん。

「やりがいはあったんですが、勤務が不定休で、プライベートの時間が取りづらくて。仕事を長く続けるには、もう少し自分のペースを大事にできる環境がいいなと思ったんです」

きっかけは、転職サイトで見かけた一つの求人だったそう。

「土日休みという言葉にまず惹かれました(笑)。それから、定着率が91%と書いてあって、みんなが長く働いている会社なんだと。そういう職場って、未経験の人にもきっと居心地がいいんだろうなと思ったんです」

希望していた営業事務に配属され、現在は電話対応や窓口対応、伝票発行、発注処理などを担当している。

「実際に扱ってみると、鋼材の種類は本当に多いんです。色や質感も違うし、同じように見えても材質がまったく違う。最初のうちは、これはどっちだっけ?と何度も確認していました」

間違えればお客様に迷惑がかかる。だからこそ、一つひとつの作業に細やかな注意が必要なのだと小出さんは言う。

伝票を発行するときも、数字ひとつで金額や寸法が変わってしまうため、慎重に確認を重ねているそう

「入社後は、先輩が常にそばについて丁寧に教えてくれました。ひとつの伝票処理でも、なぜそうするのか理由から説明してくれて。覚えることは多いけれど、やさしい人ばかりなので不安なく仕事ができています。今でも初めて聞く名前の鋼材が出てくることがありますが、そのたびに新しいことを覚えられるので楽しいです」

営業事務の仕事は、外に出ることが少ないため、自分が関わった鋼材がどんな現場で使われているのか、実際に目にする機会はあまりないという。

そんな中で、小出さんがやりがいを感じるのは、お客様や営業からの感謝の言葉。

「お客様から“ありがとう”と言われたり、営業さんから“助かったよ”と声をかけてもらえると、すごく嬉しいです。自分の仕事がちゃんと役に立っているんだなと実感できる瞬間ですね」

電話対応では声のトーンに気を配る。表情が見えない分、できるだけ明るく、柔らかい声を意識して『話しやすい人』だと思ってもらえるようにしているんだとか。

また、注文の際に聞き取りづらいこともあるそうで、そんなときは『言った・言わない』にならないように、必ず復唱して確認するようにしているという。

そして、入社から一年が経った今、小出さんは次の目標を見据えている。

「ミスをなくして、営業さんのサポートをもっとスムーズにできるようになりたいです。まだ全員の動きを把握しきれていないので、周りを見ながらできることを増やして、頼りになる存在になりたいと思っています」

最後に、これから入社される方へのメッセージをいただきました。

「全く違う業種からでも、未経験でも大丈夫。やさしい人が多くて、本当にあたたかい会社なので、気になったらまず応募してみてください。きっと、働くうちにこの会社の良さがどんどん見えてくると思います」

鋼材を直接“つくる”わけではないけれど、確かに“支えている”仕事がある。

小出さんの笑顔の奥には、日々の丁寧な積み重ねと、人との信頼でつながる温かな職場の風景が見えました。

栁澤さん、石川さん、小出さんの3人に共通していたのは、「人の温かさ」と「働きやすさ」だった。

残業は少なく、休日もきちんと取れる。わからないことがあれば、素直に聞ける雰囲気がある。そして、誰かが困っていれば、自然と手を差し伸べる仲間がいるという。

鋼材を扱う仕事は、一見すると無骨で堅い印象を持たれるかもしれない。けれど、その裏側には、確かに“人と人の支え合い”がある。

鋼材のように強く、そして人のようにあたたかい職場。

そんな会社で、自分なりの働き方を少しずつ形にしてみてはいかがでしょうか。


長野鋼材株式会社 募集要項

募集職種

(1)営業
(2)配送ドライバー
(3)鋼材加工作業員
※鋼材加工職は関連会社「信州スチールサービス株式会社」への出向となります。

雇用形態・給与

雇用形態
正社員

給与
月給23万円 + 諸手当
※いずれも経験・資格・スキル等を考慮の上、決定します。

昇給
年1回

賞与
年2回

待遇・福利厚生

社会保険完備
通勤手当
役職手当
退職金制度
資格取得支援制度
社員旅行

勤務地・勤務時間・休日休暇

勤務地
(1)営業(2)配送ドライバー
本社/長野県長野市青木島町綱島740-1
上田支店/長野県上田市林之郷9-1
(3)鋼材加工作業員
長野県長野市稲里町中央4-21-38
※いずれもマイカー通勤OK(駐車場完備)

勤務時間
8:15~17:15(休憩60分)
※残業月10~15時間程度

休日休暇
年間休日115日
週休2日制(土・日)
※土曜出勤は月1回程度
祝日
GW
夏季休暇
年末年始休暇
慶弔休暇
有給休暇(10日~)
産休・育休

仕事内容

(1)営業
各種鋼材の営業から納期調整、加工手配などをお任せします。
(2)配送ドライバー
6tトラックを使って、取引先に鋼材をお届けします。
(3)鋼材加工作業員
鋼材加工(切断・穴あけなど)、検品、梱包、出荷などをお任せします。

いずれも先輩社員によるOJTでイチから丁寧にレクチャー。
分からないことはすぐに聞ける環境なので未経験者も安心です!

応募条件・求める人物像

応募条件
高卒以上
普通自動車免許(AT限定可)

中型免許、大型免許、クレーン運転士、玉掛作業車、
フォークリフト免許をお持ちの方は大歓迎!

求める人物像
明るく元気な対応ができる方
コミュニケーションを大切にできる方
お客様のために一生懸命になれる方
何事も前向きに取り組める方
安定した環境で腰を据えて働きたい方

採用プロセス

募集期間
2025年10月30日~
※募集人数に達した時点で終了とさせていただきます

採用予定人数
若干名

採用プロセス
ご応募・お問い合わせ

書類選考

筆記試験及び面接

内定 
※試用期間6ヶ月

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※YouTube内に会社紹介ムービーがございます。

こちらは先日、メディアから当社を取材いただいた際の記事や様子です。
https://www.shinmai.co.jp/news/article/SHPR2025092400004613

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採用担当:竹下

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